【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

しなやかに土の魅力

2013-12-18 17:45:57 | 趣味の器(壺)~その他














たった1本の揺らぐ蝋燭の光を
頼りに書き出した。
火は暗い部屋に青白いオアシスを描いた。
(中略)
ついに蝋燭が溶けたあぶら
小さな池の中でパチパチね、
シューといって消えてしまった時、
ようやくエミリーは現実に立ち返り、
吐息と共に身震いした。
時計を見ると2時だった。       
                【「エミリーはのぼる」 第1章】





   こちらは久し振りの雨となりました。
  いつ降り出したのかさえ分からない、しっとりとした静かな雨。

   これでカラッカラに乾いていた空気も少しは潤いを増すでしょう。
  今日は一日中、雨のようです。明日は晴れるそうですけれど。











   ところで早いもので後、
  一週間でクリスマスですね。

   この季節、巷では赤や緑、
  それこそ、色とりどりの
  色彩に満ち溢れています。

   でも今年の私は、
  和の持つ魅力に、どっぷり。

   一応、最低限のリースや
  手作りのツリーなどは
  飾っていますが、
  至って控え目です。

   今日のように薄暗い雨の
  日は、土物のランプで
  寛いでいます。

   今日のランプは蝋燭では
  なく、10wの電球を。
  (アロマランプは違います)

   蝋燭も大好きなのですが、ランプの場合、
  蝋燭ではもう一つ火力が弱い事と長時間は使えません。

   それにやはり火の元が心配ですから。
  とは言っても蝋燭の魅力は限りなくありますし、
  そこは臨機応変で。

   そうそう、これら土物のランプ。
  今日は雨ですから昼間でも結構、輝いていますが、
  晴れの日などは夜の帳(とばり)が下りると共に、
  徐々に・・ほんのり空気に色が付くような気がして好きなのです。

   それに部屋全体が煌々(こうこう)と照らされているより、
  どれだけロマンティックでしょう。
  ~なんて。

   大地が受け止めた恵みを宿す土ですものね。
  壺にしろ器にしろ、癒されるのは当然かも知れません。


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