【映し込む光の模様~踊るレースの影】
とうもろこし色のカーテン越しに注ぎ込む光で 部屋中が金色になっており、 白塗りの壁には外の柳が落とす 影の模様 が 世にも珍しい壁掛けを織り成しています ―― 絶えず変化し、震えている生きた壁掛けです。 何となく、大層楽しい部屋のように思われ、 あたしはまるで世界中で一番お金持ちの 娘であるような気がしました。 【「アンの幸福」 最初の1年】 |
【頑張った薔薇】
こちらは今日も快晴となりました。
ただ、気温の方は少々、ヒンヤリ。
ちょっぴり花冷えと言ったところでしょうか・・。
「花冷え」、「花曇り」、「花明り」、「花筏(いかだ)」 等々。
桜にまつわる素敵な言葉が行き交う季節ですね。
さて、世は今まさに春爛漫。
桜の季節ですね。
そんな桜と同じように
夢追い花である薔薇。
昨日、戸棚の一番奥に、
蕾の薔薇の皿を
見つけました。(2種類)
縁が波型と丸い皿。
全部ピンクの薔薇です。
(香蘭社製)
しかしながら、波型の方は
既にアップ済みかも
知れません?
そうそうその前に。
昨年来から見守って来た、
あの紅薔薇。
先日、やっと1枚だけ開き、
いよいよ・・と期待を
持ったのですが・・。
とうとう力尽きてしまいました。
そして、やっと開いた1枚も閉じてしまい・・。
それにしても、およそ5ヶ月間の悲喜交々(こもごも)
とんだ 「薔薇狂騒曲」? という訳です。
話が前後します。
薔薇の絵柄の皿は巷に多くあれど、ほとんどが開いた薔薇。
唯一、香蘭社製には蕾の薔薇の絵柄が。
開いていても、せいぜい五分咲き位でしょうか・・。
自分が薔薇を描くので分かりますが、
開花した薔薇の方が、どうしても華やかですものね。
蕾にこだわっていながら、ついつい・・。
~なんて。これでは仕方ありませんね。
そんな具合ですから、香蘭社製は貴重です。
今日は、光がレースの模様を白い皿に映し込んでいます。
こんな所で、レースの素晴らしさを再確認。
レース編みの魅力も捨て難いですね。
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