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【木香薔薇の冬の貌】
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樹木は多くの人間どもと違って、 知れば知るほど良くなる。 最初にどんなに好きであっても、 だんだんとなお好きになる。 そして長い長い年月、四季の変化を通して その美しさを知った時に、 最も深く愛するのである。 【「エミリーはのぼる」 第19章】 |
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今日は時折、風花の舞う寒い一日。
昨日同様の寒さでありながら、
日射しが戻って来た分、有り難く思います。
今日で1月も終わりですね。
「1月往(い)ぬる、2月逃げる、3月去る」、
これからもこんな調子で、アッという間に
月日は過ぎ去るのでしょう。
寒いとか暑いなんて、
言っている場合ではありませんね。
そう言えば生協のチラシに早くも「うすいえんどう」 が登場。
「あしたは豆ご飯よと小さな息子に言うと
あしたは春なの? と聞いてきた」
~という随分、前の新聞に載った詩の一節が思い出されます。
【冬に燃えるゼラニウムの葉】
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見える木にも既に
新芽が用意されて
いる事は先日も
記しました。
それにしても、
木の生きざまは
様々ですね。
全ての葉を落とし
新芽だけ出している
リラの木。
かと思えば、
茶色の葉を付けたまま
その奥から新芽を出している紫陽花。
一方、木香薔薇は・・。(冒頭の写真)
葉を落とす事なく、それも趣きのある色に変えながら新芽を。
小さくても、さすがに薔薇!
花の咲かない冬の日も、こうして華やいでいるのですね。
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