【真っ直ぐの国の木】
【午前7時10分の空】
<真っ直ぐの国> というのは 家の裏手にある樅の林のことである。 この名前を付けたのは そこの樅がみな非常に高く、 すらっとして真っ直ぐだからだ。 【「エミリーはのぼる」 第7章】 |
こちらは連日の快晴の空になりました。
起床時には全く何もない空。
東南の空に明けの明星が、
ひと際明るく輝いていただけです。
その分、朝は冷えましたけれど。
写真は、午前7時過ぎの空。
少々、雲が出て来ましたが、その後もほんの僅か。
白い雲と、その向こうの水色の空が、やけに美しく、
今日は空ばかりに気を取られていたものです。
【梨園】
さて、いつの間にか
私の心は、
『アンの世界』 を
彷徨(さまよ)って。
今年は暖かいけれど、
さすがにこの時期に
なると、見慣れた
景色も様変わりして
いる事に気付きます。
つい最近まで、
樹木だけでなく、
道端の野草だって、
あんなに彩り
溢れていたのに、
冬枯れの様相に。
何だか心配して損
した気分・・?
そして、天まで届く
かのように聳(そび)
え立っている、
「メタセコイア」 も
オレンジの葉を
すっかり落とし、
スッキリした姿になっているではありませんか。
木全体がオレンジに染まっていた時は、
「金の松明」 と呼んでいた私。
今日は、「真っ直ぐの国の木」 と呼びましょう。
~なんて。
ここは、見覚えのある梨園。
手前の梨の木が綺麗に整理されています。
それでも今はまだ痕跡を留めていますが、
そのうち思い出そうとしても思い出せなくなるかも知れませんね。
ただ、ゆっくりゆっくり整備されているようで、
余韻に浸る時間は、たっぷりあるようです。
感謝しなければ・・。
まだまだ、 『アンの世界』 のような牧歌的な雰囲気が、
ここには十分、ありますから。
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