【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

旬の喜びをここに

2013-11-12 17:13:57 | 四季のスケッチ












庭には晴れた 11月
奇怪な美しさが漂っていた。
(中略)
空気は澄んで身が引き締まるようだった。
花はほとんど全部、
秋中夢のように美しかった
あの見事な私の紫苑も
二週間前に黒く霜枯れてしまったが、
花壇の周りにはまだ、ふわふわした
白いアリサムがぐるっと取り巻いていた。
               【「エミリーはのぼる」 第16章】
 













【冬の足音を静かな色にそっと重ねて】



   今日も昨日同様の
  空になりました。

   再三、申しているように、
  今年は本当に長かった夏
  でしたから気が付けば11月・・
  という感じ。

   あまり秋を
  満喫した気がしません。

   ただ、こと11月に関しては、
  私のイメージの中の本来の11月
  という気がしないでもありません。

   尤も 「晴れの特異日」 と
  言われる11月3日が今年は
  珍しく雨という番狂わせも
  ありましたけれど。

   ところで今年は例年になく、
  藜(アカザ)のかそけき姿に
  魅了されています。

   小豆色(あずきいろ)と
  言いますか、葡萄酒色と言いますか・・
  秋独特の色の世界にもハマって。

   最近、巷では葉が散る広葉樹は敬遠されがちと耳にします。
  私などはあり余る恩恵を受けていますから、
  俄(にわ)かには信じられない気がしますが。

   確かに落葉の掃除は大変ですね。
  今朝なども小一時間かかった気がします。

   でも、だからと言って広葉樹を避け、
  針葉樹ばかり植えるという事はして欲しくありません。
  散る葉があれば散らない葉もある・・。共存共栄ですものね。








   今日は、その藜(アカザ)の
  葉っぱを押し葉にしたもの、
  ほおずき、犬蓼(イヌタデ)の
  ドライフラワーを飾ってみました。

   そうそう、もう一つ紫蘇も。
  紫蘇(シソ)は、自然に
  立ち枯れていたものです。

   茶色になっていますから、
  どうかとも思ったのですが、
  その香りは健在です。

   捨てるのが勿体なくて
  土物の壺に。
  意外に似合いますこと!

   期せずして、
  「秋色コーナー」 の出来上がり!

   こうしてみれば、
  虫喰いの葉っぱだって立派な個性。

   それにしても秋と冬の狭間、
  自然の織り成す造形美と、
  その色に目を見晴る思いです。

   自然は、こんなにも
  透明感のある色を浮かべるのですね。


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2 コメント

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お晩で~す! (青い森から)
2013-11-12 20:15:03
こちらこそ、ご無沙汰しております。
ここのところ、何かと忙しく、ブログ更新さえもままならない状況たっだのです。
さて、私も感じて、何度かブログでも紹介しています。
春と秋がホント短くて、夏と冬が長いな~って。

青森は、昨日初雪で、今日は大雪となっています。
生まれて初めて・・11月のこんな大雪は!?

そして、落葉広葉樹が街中で好まれていないことも・・・
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寒波 (リラ)
2013-11-13 23:27:05
 今晩は~!  青い森からさん~♪
コメント、有り難うございます。

  >ここのところ、何かと忙しく、ブログ更新さえもままならない状況たっだのです。

 私も同じです。余裕がなくて自分のブログだけで精一杯。
そんなこんなで・・ご無沙汰でした~。

  >春と秋がホント短くて、夏と冬が長いな~って。

 本当にそうですね~! 良い季節が短くて。
このままぼやぼやしていましたら、アッという間にお正月ですね~!

 青い森の大雪、テレビでもやっていましたね!
車の運転など、お気を付け下さいね~!!
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