


樹木は昼間には見られない愉快そうな、 又脅かすような姿を見せている。 垣根に沿って生えている 去年の枯れ薊は妖魔の群れである。 毛むくじゃらの古い黄樺は森の神だ。 いにしえの神々の足音が 彼女の周りにこだました。 丘の原のあの節くれだった木の切り株は 笑いさざめく半人半羊の神々の一隊を 引き連れ月光と影の中を笛を吹きながら 縫って行くパン神に違いない。 そう思うと楽しかった。 【「エミリーはのぼる」 第10章】 |


【連日のお客様】
【黄昏の空】

なりました。
ただ、今日も一日のうち
何度かパラッと来て。
今日は雨の予報は
ありませんでしたのに。
ほんの僅かの時間ですが、
時雨(しぐれ)の時。
気温の方、
今日はそれほどの寒さは感じませんでしたが、
明日はもっと暖かくなるとの事。一息、付きますね。
ところで庭には連日のお客様。と言っても雀ですが。
黄昏の空と東の空には、半月のお月様。
月明りに照らされた釣瓶(つるべ)落としの黄昏の世界は、
今日の 『アンの世界』 のよう。
尤も 「想像の余地」 を駆使しての結果ですけれど。

さて、今日の冒頭の写真は、数日前の写真。
近所の友達に誘われて訪れた時のものです。
「あんな所に喫茶店、あったけ・・?」
「それがあるのよ。美味しい珈琲飲ませるんだから」
~そんな言葉にも大いに誘われて。
どうやら友達も久し振りのようです。
穴場的な感じで、お客さんは少なく、
だからと言って頓着するような事はありませんから、
落ち着いて珈琲が飲めるのだとか。
場所は、とあるスーパーの3F。
たまに1Fの 「ドトール」 などで済ませる事はあっても、
3Fまで上がった事はありません。
メニューには珈琲の銘柄も色々ありましたから、
本格的なお店と期待したのですが・・。
お客さんも意外に多く? ちょっとびっくり。
友達曰く。
「お店の中も以前より雑に感じたし、珈琲の味も前と違う」 と。
「周辺のお店に合わせたのかな~・・」 とも。
なかなか難しいですね。
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