【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

ビルの中の小さな別世界 ~ その2

2013-11-13 19:08:52 | 散歩道の日溜りカフェ


 






樹木は昼間には見られない愉快そうな、
おどかすような姿を見せている。
垣根に沿って生えている
去年の枯れあざみは妖魔の群れである。
毛むくじゃらの古い黄樺は森の神だ。
いにしえの神々の足音が
彼女の周りにこだました。
丘の原のあの節くれだった木の切り株は
笑いさざめく半人半羊の神々の一隊を
引き連れ月光と影の中を笛を吹きながら
縫って行くパン神に違いない。
そう思うと楽しかった。                
              【「エミリーはのぼる」 第10章】









【連日のお客様】


                                  【黄昏の空】
   概ね晴れの天気に
  なりました。

   ただ、今日も一日のうち
  何度かパラッと来て。

   今日は雨の予報は
  ありませんでしたのに。

   ほんの僅かの時間ですが、
  時雨(しぐれ)の時。

   気温の方、
  今日はそれほどの寒さは感じませんでしたが、
  明日はもっと暖かくなるとの事。一息、付きますね。

   ところで庭には連日のお客様。と言っても雀ですが。
  黄昏の空と東の空には、半月のお月様。

   月明りに照らされた釣瓶(つるべ)落としの黄昏の世界は、
  今日の 『アンの世界』 のよう。
  尤も 「想像の余地」 を駆使しての結果ですけれど。









   
   
   さて、今日の冒頭の写真は、数日前の写真。
  近所の友達に誘われて訪れた時のものです。

   「あんな所に喫茶店、あったけ・・?」
  「それがあるのよ。美味しい珈琲飲ませるんだから」

   ~そんな言葉にも大いに誘われて。
  どうやら友達も久し振りのようです。

   穴場的な感じで、お客さんは少なく、
  だからと言って頓着するような事はありませんから、
  落ち着いて珈琲が飲めるのだとか。

   場所は、とあるスーパーの3F。
  たまに1Fの 「ドトール」 などで済ませる事はあっても、
  3Fまで上がった事はありません。

   メニューには珈琲の銘柄も色々ありましたから、
  本格的なお店と期待したのですが・・。
  お客さんも意外に多く? ちょっとびっくり。

   友達曰く。
  「お店の中も以前より雑に感じたし、珈琲の味も前と違う」 と。

   「周辺のお店に合わせたのかな~・・」 とも。
  なかなか難しいですね。


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