


「11月 には私は時々、 春は2度と来ないような気がするわ」 と、溜息を付いたアンは霜枯れの汚らしい 植木鉢の手のほどこしようない不体裁を嘆いた。 学校の先生の花嫁が作った賑やかな 小さな庭は、今では侘しい眺めとなり、 ロムバディポプラと樺はジム船長の言葉を 借りれば 『帆を下ろして』 いた。 【「アンの夢の家」 第14章】 |

やっと青空が戻った今日。
でも、このお天気も今日だけのようですね。
気温の方も、さすがにヒンヤリ感じましたが、
それでも室温は20度あります。でも、これまでがこれまででしたものね。
そう言えば、今日は 「立冬」。
街には早くもクリスマスツリーがお目見えしていますのに。
失われつつある季節感を思います。


さて、『アンの世界』 とは違い、
寒くなったと言っても、まだまだ春のような今日。
先日の薔薇は終焉を迎えましたが、昨日の薔薇は、ほらこの通り。
いえ、いえ、先日の薔薇もこれからポプリとして大活躍です。
昨日の薔薇はこの後早速、切り取って来ました。
そうそう今の季節だけの特権。
硝子の器に入れた乾燥ハーブの上に、
そのまま香る薔薇の花びらを。変化も楽しめて気に入っています。
それにしても微笑はさにあらず、笑い・・いいえ大笑いだって上品ですこと!
その上、愛嬌ならず芳香も振りまいて。こんな素敵な花はありませんね。
純白の薔薇とリラ版 「淑女の薔薇」 も今を遅しと出番を待っています。



※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます