【「たち吉」 のお皿】
「・・・誰も来ることになど なっていないのですよ・・・・・ ただ、そんなつもりに なってみただけなのです。 (中略) それで私はお茶の会を 開く振りをしただけなのです。 お料理を作りテーブルを飾り、 母の婚礼の時の陶器を使い、 身なりも整えた訳なんですの」 【「アンの青春」 第21章】 |
昨日同様、太陽と共に明けました。
今日も南西の空には三日月の 「有明の月」 が。
昨日の今日ですが、その姿はより細くなったように感じます。
何だかはにかんでいるようにも。
真丸いお月様もいいけれど、
風情のある、三日月もいいですね。
ただ、空の方は下り坂。午後には真珠色の空に。
それでも気温は昨日以上の暖かさになっています。
さて、性懲(しょうこ)りもなく暇さえあれば、
部屋の整理に追われています。
勿体ないと押入れの中にしまい込み、
そればかりか、そのまま忘れていた・・という物の何と多いことか。
今日は、そんな器の中の一つです。ゴールド遣いのお皿。
ゴールドって、剥(は)がれると汚なくなりますものね。
今日の引用文の ミス・ラベンダー のように、
お茶の会を開く振りでもしませんと。
それと共に、これからはせいぜい使おうと決心したものです。
ところで、今日は円錐形のお香を取り出しました。
時間が短いので最近はほとんど使っていませんでしたっけ。
でも線香タイプと違って残り香は強烈ですね。
太く短く・・という事かも知れません。大好きなバニラの香りを。
それにしても、こちらのお香は久し振り。
やはりと言いますか・・記憶の中の、ある懐かしい香りと重なります。
香りも思い出の一つという事を実感します。
蝋燭の焔もそうですが、お香の青い煙も
心の緊張を解きほぐす、最適なアイテムですね。
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