今日もこんなすみれ色の空で明けました。すっきりした空です。
そして、昨夜はお月様が本当に綺麗でした。冴え々とした美しさです。
そう言えば、アンの言葉に・・・。
「何と言っても、月光を浴びた部屋には、
いつも何か不思議なものがあるわ。
部屋の性格全体が変わってしまうのだわ。
あまり親しげでもなく・・・・・あまり人間味もない、
かけ離れ、よそよそしく自分の考えに夢中になっている。
まるで、あたしを侵入者のように見なしている。」
【「炉辺荘のアン」 第35章】
アンを真似て、部屋の灯りを消すと部屋の中に、
丁度南の空に輝いていた月の光が、サッと入り込んで来ました。
確かに親しげではありませんね。
どちらかと言えば、冷たい・・・。
いいえ、花に例えるなら、凛としてちょっと近寄り難い、
白百合のような気がします。
ところで、私もアンと同様に、すみれは昔から好きだったのですが、
お恥ずかしいことに 「ニオイスミレ」 という品種がある事を知ったのは、
つい最近のことです。
それは 【めぐみさんのブログ】 からですが、言うまでもなく、
『アンの世界』 では、むせるようなすみれの香り・・と
いった表現が、ふんだんに出て来ます。
確かにすみれには香りはあるけれど、それは仄かな香りの筈。
それにしても、“むせるような香りって・・??”
私としましては、ずっと疑問だったのです。
そんな時なのです、「ニオイスミレ」 の存在を知ったのは・・・。
その上それは、ハーブだと言うではありませんか・・・。
他にも 「香る羊歯」 とか、「クローバー」 なども同様に、
私には? だったのです。
これらも、ひょっとしたら・・ハーブ? なのでしょうか?
まさか・・とは思うのですが、だとしましたら・・・。
それはそうと、先のすみれですが、ハーブなら、
「すみれ茶」 があっても、不思議ではありませんね。
きっとこれも、私が知らないだけかも・・と、正直焦りました。
やはり、すみれ茶、あるのですね。
“すみれの花びらは、生のままでも、煎じてお茶にして頂くと頭痛に効果” と、
あります。緩やかな鎮静作用とビタミンA、喉の痛みなどにも効くそうです。
立派なハーブではありませんか。
本当は、「ニオイスミレ」 の方がいいのでしょうが、
効果は同じとの事ですので、すみれの花びらを摘み、お茶にしました。
ついでに、随分前に描いた、すみれのトールペイントも一緒です。
あら、不思議!! その色は、エメラルドグリーンになりました。
「ニオイスミレ」 でしたら、その香りと共に、どんなに優雅でしょう。
とは言え、それは又、昨夜の月の光にも思え・・
優雅で、幻想的なひと時でもありました。
このスミレ茶、すご~く綺麗な色ですね♪
味はいかがでしたか?
ニオイスミレを使ってお茶にしたらどんな色が出るのでしょう・・・♡
私の家のスミレは結構たくさん咲いていますが、
まだ「むせた」事はないです!
いつか庭中をニオイスミレで一杯にして、ニオイスミレの香りでむせてみたいですね☆
すみれ茶は、ハーブ独特の苦味もなく、まろやかなクセのない味でした。
でも、これが、「ニオイスミレ」 だったら・・と思わずにはいられませんでした。
普通のすみれ茶だと、全然香りがないのです。お花だとあるのに・・・。
すみれ茶は、色に関係なく、エメラルドグリーン色になるようですよ。
これから夏には、ぴったりのお茶ですね。
“むせるほどの香り” とは、ちょっとオーバーだったかも知れません。
>いつか庭中をニオイスミレで一杯にして、ニオイスミレの香りでむせてみたいですね☆
同感です!!