こうして自分の部屋に 一人でいるのが私は好きだ。 (中略) 又私の小さな所有物からも 非常な喜びを感じる。 これらの物は他の誰にも 何の意味も成さないのに 私には特別の意味を持っている。 (中略) ここへ来るや否や私は 自分の王国へ入った事になる。 ここで本を読み ―― ここで夢想に耽り ―― 窓辺に座って空想を詩に 形づくって行くのが好きだ。 【「エミリーはのぼる」 第16章】 |
一応晴れマークながら、
なかなかすっきりした
天気になりません。
雨こそ降りませんが
今日も太陽は
出たり入ったり。
それもかなり
忙(せわ)しかった
ものです。
そんな今日は、
日が翳れば途端に
モノトーンの世界。
その世界に紅一点は
こちらの藜(アカザ)。
そう昨年も、
ついこの間まで
こちらのブログでも
賑わせてくれました。
ご覧の通り、年を越し
新年になった今も
紅葉した葉は落ちず、健在です。
尤も背景を薔薇色に染めた、
お隣の紅葉は、さすがに年末には葉を落としました。
それでも随分、長く持ったものです。
勿論、こんなに長く持ったのも初めてです。
さて、前置きはこのくらいにして
(長くなってしまいましたが)今年の初カフェと致しましょう。
『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』、開店です。
昨年、特に秋以降、和が中心でしたものね。
久し振りに 「和」 から脱却です。
カップは、「ナルミ」。
カントリー柄でパステル調の優しい絵です。
前後で絵が違い、カップの底にも苺の絵が。
珈琲は、スタバの 「エスプレッソロースト」。
“濃厚でキャラメルのような甘みと深み”
~袋にはそんな風に記してありますが、確かに。
お茶請けはこれも久し振り、カステラ。
カステラは多くあれど、文明堂東京のものに限ります。
そう、黄色の箱に南蛮人が描かれている、
クラシックな図柄の。
薫り高い珈琲が入りましたよ ~
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