



「人生の模様 なんて それほど数多いもんじゃありませんよ。 だから全然見覚えのない 模様などというものはありません。 いわば編物の本のようなものです。 約65種類の変わり模様が載っているだけです。 見ればどの編み模様かすぐに分かります。 あなたの編み模様は、目下の所、 きっとロマンティックな冒険ですよ」 彼女は溜息を付いた。 【A・クリスティー 「フランクフルトへの乗客」】 |

こちらは今日も小春日和となりました。
尤も朝は随分、冷えましたけれど。
どうやら、今季一番の寒さになったようですね。
それでも日があるうちは暖かだったのですが、
日暮れと共に寒くなって来ました。
晩秋ですもの、当然ですね。



【画架にさらりと掛けて】
さて、本当に久し振りとなりました。
秋と冬の狭間(はざま)、いいえ、ひたひたと迫る冬の足音を
間近に聞くようになった今頃になって、やっとレースのストールが完成。
モチーフ編みですから、やめた時が完成という訳です。
やめるタイミングとその誘惑にかられながら、
何とか我慢して長めのストールが出来ました。
これまで何枚か編んだものはありますが、至って短め。
それはそれで重宝しているのですが、ある面、物足りなさも。
そんなこんなで、仕上がりは季節外れになってしまいましたが、
レース好きの私にとっては身に纏(まと)わないまでも、
そこら辺にさらりと掛けて置くだけで優雅な気分に。
それにしても安上がりですこと!
今日のストールも白のレースを紅茶で染めました。
写真はピンクっぽいですが実際はベージュに近い色になっています。
(この色を出すのには苦労しました)
そうそう、黒のレース糸を先日まとめて10個買いましたが、
買った途端に安心して? 又々、放置状態となりつつあります。
一時、あんなに黒に熱中していましたのに。困ったものです。
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