「懐かしい、美しい考えは宝石のように 胸にしまって置く方が素敵だわ。 (中略) 覚える事や、する事や、 考えなけりゃならない事があんまりあって、 大袈裟な言葉なんか使ってる暇がないのよ」 【「赤毛のアン」 第31章】 |
朝の早い時間こそ、ギラギラ太陽と
言うより少々弱々しい太陽。
尤もそんなに簡単に
その勢いを緩めてはくれませんね。
紛れもなく、
「8月の黄色い午後」 に
なっています。
それは時間の経過と共に蜂蜜色に。
じりじりと焼け付くような・・。
それでも良くしたもので
(昨日もそうですが)
瑠璃色の青い花に涼を感じたり、
むせるような緑に癒やされたり。
そうそう勿論、薔薇にも。
それはこんな蕾の薔薇も
例外ではありません。
この蕾の薔薇には、
心に秘めたロマンスを感じてみたり。
そして、なぜか寡黙になった アン を連想。
それにしても絵になりますね。
薔薇独特の蕾の風情。他の花にはありませんものね。
ところで本箱の中を整理していましたら・・。
江國(えくに)香織作 「薔薇の木 枇杷(びわ)の木 檸檬(れもん)の木」 が出て来ました。
題名に惹かれて求めたものの、すっかり忘れていたものです。
それに、これまで読んだ事のない作家ですから、すっかり人見知り? してしまって。
冒頭は、こんな風に始まっています。そう言えばこのフレーズにも惹かれたのでしたっけ。
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