【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

秘めたロマンス

2011-08-14 15:36:15 | 香る庭の花綴り








「懐かしい、美しい考えは宝石のように
胸にしまって置く方が素敵だわ。
(中略)
覚える事や、する事や、
考えなけりゃならない事があんまりあって、
大袈裟な言葉なんか使ってる暇がないのよ」
                   【「赤毛のアン」 第31章】


   朝の早い時間こそ、ギラギラ太陽と
  言うより少々弱々しい太陽。
  
   尤もそんなに簡単に
  その勢いを緩めてはくれませんね。
  
   紛れもなく、
  「8月の黄色い午後」
  なっています。

   それは時間の経過と共に蜂蜜色に。
  じりじりと焼け付くような・・。

   それでも良くしたもので
  (昨日もそうですが)
  瑠璃色の青い花に涼を感じたり、
  むせるような緑に癒やされたり。

   そうそう勿論、薔薇にも。
  それはこんな蕾の薔薇も
  例外ではありません。

   この蕾の薔薇には、
  心に秘めたロマンスを感じてみたり。
  そして、なぜか寡黙になった アン を連想。
  
   それにしても絵になりますね。
  薔薇独特の蕾の風情。他の花にはありませんものね。



   ところで本箱の中を整理していましたら・・。
  江國(えくに)香織作 「薔薇の木 枇杷(びわ)の木 檸檬(れもん)の木」 が出て来ました。
  
   題名に惹かれて求めたものの、すっかり忘れていたものです。
  それに、これまで読んだ事のない作家ですから、すっかり人見知り? してしまって。
  冒頭は、こんな風に始まっています。そう言えばこのフレーズにも惹かれたのでしたっけ。



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