



「あの 紅い薔薇 をご覧なさい、レスリー ―― 他のものをみな 女王 のように 威圧しているではありませんか!」 【「アンの夢の家」 第37章】 |


いかにも薄ら寒い空で明けた今日。
そんな見掛けの光景とは裏腹に
寒さは、それ程感じません。
大気を厚い雲がすっかり覆い、
毛布のような役割を
しているからなのでしょうね。
そんな、ともすれば、
モノクロの空気に包まれた今日。
ひと際目を惹(ひ)いた、
1輪の紅い薔薇。
しかも、ふんわり薔薇色の
ヴェールに包まれているでは
ありませんか。
種を明かしますと・・。
背景は、今を盛りの真っ赤な
「野村紅葉(ノムラモミジ)」。
さすが 女王 の薔薇。
そう、リラ版 「公爵夫人の薔薇」。
こんな風に、ちゃんと舞台装置まで調(ととの)えてしまうのですものね。
ファインダーの魔法。
それにしても・・。今日は、この薔薇が本題ではなかった筈なのですけれど。
いつの間にか、すっかりページを割く始末。
薔薇の薔薇たる所以(ゆえん)ですね。


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