「亡くなった妻はいつも、春を迎えるのに ロンドンほど素晴らしい所はないと 言っていましたっけ。 木々の若芽、アーモンドの木。 そのうちに ライラック が咲く。 煉瓦とモルタルのくすんだ壁を背景と しているために、その美しさが 一層、大きな意味を持つのだと。 田舎では全てが雑然と起こる。 それに周りがあまりにも広々としているから、 つい心して見る事が稀だ。 しかし、郊外の家の庭には、 一夜にして春が来るって」 【A・クリスティー著「娘は娘」】 |
昨日の雨は上がり、やっと太陽のお出ましとなりました。
ただ一気に・・とは行かないようで、午前中は少々遠慮気味。
いいえ、奥床しいのですね、庭の菫のように。
青空が戻って来たのは、お昼近くになってから。
今では淡い水色の空に真っ白い雲が浮かんでいます。
菫と言えば、沢山の種類がある事で知られていますが、(60種)
早い話がパンジーだってヴィオラだって皆、菫の仲間。
ひっくるめて大好きです。
【「蔓日々草(ツルニチニチソウ)」】
菫に続き今年初めて綻んだ青い(紫)花は、「蔓日々草」。
例年に比べて随分、遅いですが花芽を付けていますから、
これから続々、咲くでしょう。
そして 「リラの樹」。
今年も、こうして新芽を出しましたが、花はいかに・・。
その待たれる花色は白なのですけれど。
そして、もう1本。一昨日、生協よりリラの苗木が届きました。紫色。
このリラを植える事、3回目。
1本目(白)は、前述の通り未だに花が咲きません。
2本目(紫)は、北側に植えて失敗。
果たして3度目の正直となるでしょうか・・。
尤も2、3年は待たなければなりませんけれど。
焦っても仕方ありませんね。気長に待つ事に致しましょう。
ところでリラの樹は、日当たりを好むのだそうですね。
元々、寒さに強い樹だとの事。そればかりか暑さにも。
この樹は、北国に咲きますから寒さを好む樹だと思っていたのですが、
寒さに強いから北に植えられたようです。大いなる勘違い。
ですから東南に植えて正解だったのですね。
花が咲かないのは、他に原因があるのでしょう。
いいえ、まだ咲く時期ではなかった・・そんな風に思う事に致します。
ようやく雨が上がってきました。
ライラックの新芽、大分膨らんできましたね。
咲きますよ、きっと。
白と紫2本共枯れてしまいました。
(8年前に植えて、それから3年後に。)
北海道位の緯度でないと無理なのかしら?
仕方ないわ~。と諦めたのですよ。
>大いなる勘違い<でした。
今は、その時一緒に植えた「姫ライラック」
が2本とっても元気です。
お花は小ぶりですが、姿・香は全く一緒です。
リラさんはどうして、
リラのお花に惹かれるのですか?
(好きになることに、理由とか無いですよね。)
子供の頃に読んだ本でライラックを知り、
ティーンエイジになって、
お花と香に魅了されました。
北海道にいった事がありませんので、
ラベンダーとリラと黒百合を見に行きたいです。
(足腰の丈夫なうちに)
リラのお花の写真楽しみにしています~。
いつも温かいコメント、有り難う~!
>北海道位の緯度でないと無理なのかしら?
仕方ないわ~。と諦めたのですよ。
普通、そんな風に思いますよね~!
私も東南の1番日当たりの良い場所に植えたから・・
花が咲かないのだとずっと思っていました。
おまけに夏の暑さは特別ですし・・。
でも一昨日、届いたリラの樹の添付書には、寒さは勿論、
夏の暑さにもすこぶる強いとあるではありませんか・・。
ただ、やはり花が咲くまで2、3年かかると書いてありますけれど。
>好きになることに、理由とか無いですよね。
ハイ~!(笑)
この 「リラ」 と 「さんざし」、「ミモザ」 が私の三大憧れの樹です。
>リラのお花の写真楽しみにしています~。
今年こそ・・と思っているのですが・・。
れれたんママさんにも力強いお言葉を頂きましたので、
何だか楽しみになって来ました。いつも有り難うございます。