【ボヘミアングラス】
今日は、こんな朝を迎えました。
久し振りの朝の空の写真。
やっと一部、シートが外され、
2階のベランダから空を眺める事が
出来るようになりました。
外壁工事、思いの外、
時間がかかっています。
実は、今時本当に珍しいのですが、
塗装を機械ではなく、
手作業でやって下さっているのです。
ともあれ、空を見る事の出来る喜び。
たったそれだけの事ですが、普段通りの生活が出来る事が、
どんなに素晴らしい事か、改めて感じています。
ましてや、これが地震や洪水などでライフラインが失われたら・・。
ここでもやはり、(もう何度も引用していますが)
アンの次の言葉に尽きますね。
「結局、一番、幸福な日というのは、
素晴らしい事や、驚くような事、
胸の湧き立つような出来事が起こる日ではなくて、
真珠が一つずつ、そっと糸から滑り落ちるように、
単純な、小さな喜びを
次々に持って来る1日1日の事だと思うわ」
【「アンの青春」 第19章】
淡々と営まれる、普段通りの生活。
それがどんなに幸せで有り難い事か、
しっかりかみしめて生活しなければ・・
~なんて思っています。
さて連日、これでもか・・とばかり、
硝子のオンパレードですね。
今日も漆塗りのお碗を
探したのですが、出て来ません。
代わりに出て来たのが
クリスマスの電飾。
その電飾を例の如く、
硝子の花瓶に入れてみました。
あら、あら不思議。
アッと言う間に、
クリスマス用のランプ完成です。
上の写真、右二つの花瓶は、
「ボヘミアングラス」。
チェコスロバキア製です。
毎日慌ただしく過ごしていましたら・・
明日はもうクリスマスイブなのですね。
今年ばかりは、たいした自覚のないまま、
時が過ぎて行ったような気がして、
呆気に取られている私がいます。
その、あまりにもの早さに、
心と身体が追いつけないような・・。
後、1週間もすればお正月なんて、信じられません。
今日は詩をご紹介致します。
自分は今こそ言はう
なんであんなに急ぐのだろう
どこまで行かうとするのだろう
どこで此の道がつきるのだろう
此の生の一本道がどこかでつきたら
人間はそこでどうなるだらう
おお此の道はどこまでも人間とともにつきないのではないか
谿間を流れる泉のやうに
自分は今こそ言はう
人生はのろさにあれ
のろのろと蝸牛のやうであれ
そして休まず
一生に二度と通らぬ道なのだから慎んで
自分は行かうと思ふと
【「風は草木にささやいた」 より 山村暮鳥(ぼちょう)】
いい言葉~♪
小さな幸せを感じられる自分でいたいです
今晩は~! みゅうみゅうさん~!
続けてコメント、有り難う~!
このアンの言葉、もう何回引用した事でしょう。
もう暗記するくらい。素敵な言葉です。
幸せって、失わなければなかなか気付かないものですよね~。
もう今年も残り僅かですが、小さな幸せに感謝して、
1年を終わりたいな~なんて思っています。