【ネックウォーマー】
1年また1年と、時は彼女の前を通った。 春の菫の匂う谷 ―― 夏の花 ―― 秋に歌う樅の木 ―― 冬の夜の銀河の淡い炎 ―― 静かな新月の四月の空 ―― 月光に向かうロンバーディー杉の 妖精のような美しさ ―― 十月の黄昏時に淋しく落ち散る木の葉 ―― 果樹園の月の光 ―― ああ人生にはまだ美があった ―― 人間の情熱のあらゆる汚点しみの 向こうに不滅の美が。 【「エミリーの求めるもの」 第26章】 |
【12月の紅葉(もみじ) ~ 借景】
太陽が燦々と降り注いでいた昨日までと違って、
今日は、日光を出し惜しみする、いかにも冬らしい空になりました。
空は冬らしいのですが、
最近では12月と言っても、なかなか冬枯れとはなりません。
さすがに我家の紅葉は、ほとんど散ってしまいましたが、
お隣は、まだまだご覧の通り。
それにしても、色取りどりの美しい落葉。
アスファルトの道路でさえなければ、そのままにして置くのですが、
そんな訳にも参りません。連日、落葉の掃除に追われています。
さて、話はガラッと変わって冒頭の写真。
(レースで良く編んでいましたが)勿論、ランプや壺のカバーではありません。
実は毛糸で編んだ、「ネックウォーマー」 です。
ところで今、この写真を見て自分でも驚いたのですが、
随分、首回りが小さく感じられますね。
でも、実際はそんな事はありませんので、ご心配なく。
ゴム編みですので十分、余裕はあります。
写真の撮り方も悪いのですが、二重折りにすれば良かったですね。
兎にも角にも、首元が寒い時に重宝しますし、
これから色違い(ワイン色)でも編むつもりです。
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