今年のアカデミー賞、外国語映画賞を受賞した「海を飛ぶ夢」は、「アザーズ」のアレハンドロ・アメナーバル監督作品。この作品の素晴らしさは、同じくゴールデングローブ賞の最優秀外国語映画賞、ベネチア映画賞主演男優賞(ハビエル・バルデム)他、数々の賞を受賞したことでもわかるはず。
テーマは尊厳死という重いもの。しかし主人公の明るさ、前向きさ、そしてバックグラウンドが青く澄み切った美しい海のせいでしょうか… とても清々しいものです。しかしやっぱり自ら死を選択するわけですから、見るものはじっと考えさせられるでしょう。
19歳からノルウェー船の船員となった主人公ラモンは、海を通じて世界中をまわることになるのです。大好きな海。しかし6年後の事故でまったく体が動かなくなる「四肢麻痺」という、不幸に見舞われてしまいます。それから、28年。窓の外のなつかしい海に思いを寄せるだけの日々。どんなにか、もう一度海に行きたかったでしょう~。
『生きるために、死にたい』というフレーズが、ずっしりと心に響きます。原作手記はラモン・サンペドロの真実の物語。主役のハビエル・バルデムの名演と、アメナーバル監督の名演出をぜひ、ぜひ。そして貴方もちょっと踏み止まって、考えてみましょうか?
テーマは尊厳死という重いもの。しかし主人公の明るさ、前向きさ、そしてバックグラウンドが青く澄み切った美しい海のせいでしょうか… とても清々しいものです。しかしやっぱり自ら死を選択するわけですから、見るものはじっと考えさせられるでしょう。
19歳からノルウェー船の船員となった主人公ラモンは、海を通じて世界中をまわることになるのです。大好きな海。しかし6年後の事故でまったく体が動かなくなる「四肢麻痺」という、不幸に見舞われてしまいます。それから、28年。窓の外のなつかしい海に思いを寄せるだけの日々。どんなにか、もう一度海に行きたかったでしょう~。
『生きるために、死にたい』というフレーズが、ずっしりと心に響きます。原作手記はラモン・サンペドロの真実の物語。主役のハビエル・バルデムの名演と、アメナーバル監督の名演出をぜひ、ぜひ。そして貴方もちょっと踏み止まって、考えてみましょうか?