だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

オスカーは、次回に。

2005-04-17 20:49:43 | 映画
今さらですが、まだ書いていなかったので今日は「アビエイター」のお話を。映画好きの私が知っているハワード・ヒューズは、監督、プロデューサーでした。この映画を知るまでは、アビエイター(飛行家)としても有名だったなんて、知りませんでした。しかもTWA!有名じゃん!恥ずかしい…

子供だと思っていたレオナルド・ディカプリオも、昨年30歳になりました。そう思えばこういう伝記物を演じても良いのかもしれませんが、なにせまだ少年のような顔をしていて、私にとってはハワード・ヒューズの深みを感じることができませんでした。レオ様ファンの方には怒られそうですが、後半の映像にはムリを感じたのも事実です。特に女優たちとの恋物語には。

確かに自分の欲しいものすべてをお金で手に入れる若者の無鉄砲ぶりを、とてもうまく演じていたレオ。この辺のレオは演技派の名に羞じぬうまさです。後半の潔癖症の苦悩の演技は迫力がありましたね。キャサリン・ヘップバーン役のケイト・ブランシェットの演技は、オスカー受賞を納得。もともと演技派ですから!しゃべり方まで似てましたもの!

えっ?と思ったのはエヴァ・ガードナー役のケイト・ベッキンセール。私のエヴァのイメージとちょっと違ったから。でもきれいなので許しちゃいます。他にご贔屓のジュード・ロウのエロール・フリン。ヒューズの金庫番役のジョン・C・ライリー、ライバルPANAMのアレック・ボールドウィンなど、豪華なキャストで大満足♪

この作品は今年のアカデミー賞の有力候補でしたが、残念ながら受賞を逃しました。ただしゴールデン・グローブ賞では、作品賞、主演男優賞、作曲賞を受賞。大喜びのレオのスピーチは感動でしたね!オスカーは残念でした。でも、まだ次回がある!

そういえば、監督のマーチィン・スコセッシもアカデミー賞にノミネートはされるものの、オスカーには縁がない人。過去が消えるのはいつのことか。祈っています。良い監督なのに…
コメント (1)
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