だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

博物館島からの来日

2005-04-14 21:27:02 | 展覧会
昨日に続いてのお話。今日の展覧会はドイツの「ベルリンの至宝展」です。ベルリン国立博物館所蔵の作品たちです。詳しくは知らなかったのですが、そこはなんとシュプレー川の中州にある島で、島全体が「博物館島」というのです。

そこは、1830年にプロイセン王室の美術コレクションを公開するために「旧博物館」が建てられました。その後、収集された美術品のために「新博物館」「旧国立美術館」「ボーデ博物館」「ペルガモン博物館」が、増設されました。す、すごい!その間、100年の歳月を要したそうです。

歴史は過酷な運命をもたらします。ナチスの台頭や第二次世界大戦のため、作品が流失したり、建物自体も破壊されたり…。やがて1989年、ベルリンの壁の崩壊。東西ドイツの統一を受け、2015年を目標に現在は、復興中です。さらに、1999年には「世界遺産」にも登録されました。素晴らしいですね~!ぜひ、自分の目で見たいと思いました。(行けるかどうかは、まだ未定)

今回の出展作品には、ボッティチェリの「ヴィーナス」、マネの「温室にて」、ラファエロの「聖母子」などの他、古代美術の「ミイラマスク」「シェペンウペト2世のスフィンクス像」など、まさにこの美術展のテーマ『聖なるもの』に値する、人類の歴史を代表する作品たちが来日します!

日本に居ながらにして、世界の至宝が見れるなんて!さっそく、上野の東京国立博物館/平成館に行かねば。夏から秋にかけては、神戸市立博物館にも巡回します。さあ!!
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