私の大好きな役者さんに、加藤健一さんがいます。加藤さんは役者でありながら、「加藤健一事務所」という劇団を主催しています。しかも上演する作品を自分で選び、自分でプロデュースする、まさに芝居好きの加藤さんの生き方そのものの、劇団を運営しています。
1980年ひとり芝居「審判」上演のために、加藤健一事務所を設立、91年江古田スタジオを開設。また俳優教室を作って、若い役者を育てています。加藤さんの活動をご存知の方は、役者として、演出家として、プロデューサーとして、講師としての、その素晴らしい人間像をご承知のはず!
私は1983年の「ちいさき神の作りし子ら」から、加藤さんの舞台を見ています。もちろん、大ファンです。本多劇場での公演は、毎回欠かさず(たまに再演は抜けますが…)見ているほどです。で、再演でも、必ず見ているのが「審判」です。
その「審判」が、またやってきます。この作品は、舞台中央に小さな机がひとつ。前に立つのは、白いシャツを着た主人公アンドレイ・ヴァホフ大尉。彼はこれから第2次大戦下の、ある修道院で起こった出来事を語ろうとしています。ドイツ軍の捕虜となったロシア人将校たちが、経験した60日間。いったい何が起き、なにを裁こうとしているのか?
この作品は重く暗い内容で、毎回見終わった時の気分はかなり“HEAVY” でも、見たくなるのです。それはこの作品が加藤さんの原点だから。そして毎回演じる加藤さんが、違うから。約2時間半の舞台を休憩なしで務める加藤さんは、セリフの覚え、そしてダイエット(←この作品のために)と、見応え十分。
もしまだ未見でしたら、ぜひ一度は見て欲しいですね~。一度見るとまた再演を待ちかねてしまうのです。はい。
1980年ひとり芝居「審判」上演のために、加藤健一事務所を設立、91年江古田スタジオを開設。また俳優教室を作って、若い役者を育てています。加藤さんの活動をご存知の方は、役者として、演出家として、プロデューサーとして、講師としての、その素晴らしい人間像をご承知のはず!
私は1983年の「ちいさき神の作りし子ら」から、加藤さんの舞台を見ています。もちろん、大ファンです。本多劇場での公演は、毎回欠かさず(たまに再演は抜けますが…)見ているほどです。で、再演でも、必ず見ているのが「審判」です。
その「審判」が、またやってきます。この作品は、舞台中央に小さな机がひとつ。前に立つのは、白いシャツを着た主人公アンドレイ・ヴァホフ大尉。彼はこれから第2次大戦下の、ある修道院で起こった出来事を語ろうとしています。ドイツ軍の捕虜となったロシア人将校たちが、経験した60日間。いったい何が起き、なにを裁こうとしているのか?
この作品は重く暗い内容で、毎回見終わった時の気分はかなり“HEAVY” でも、見たくなるのです。それはこの作品が加藤さんの原点だから。そして毎回演じる加藤さんが、違うから。約2時間半の舞台を休憩なしで務める加藤さんは、セリフの覚え、そしてダイエット(←この作品のために)と、見応え十分。
もしまだ未見でしたら、ぜひ一度は見て欲しいですね~。一度見るとまた再演を待ちかねてしまうのです。はい。