だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

北京の今

2005-08-28 21:35:33 | 映画
秋の映画が待ち遠しい、今日この頃です。暑いのはもう結構、早く秋になってほしいです。しみじみ…。この秋、アニエス・ベー協賛の現代中国映画がやって来ます。映画は、フランス・中国映画と表記され、配給はオフィス北野。おお~、インターナショナル!(←古いな~)

映画のタイトルは、「世界」 やっぱりインターナショナルですよね!で、内容は北京郊外にあるアミューズメント・パーク“世界公園” ここでダンサーとして働くタオ、公園の警備主任の恋人もいます。ダンサー仲間からも「姐さん」と慕われ、華やかな舞台で踊り続けています。

きれいな衣装に身を包み、仕事も充実していて見た目は幸せそのもの。でも、タオも悩みを抱えていました。若い女性の将来への不安、恋人の揺れる心、今のままでいいのかという、漠然とした悩み。よくわかるわ!誰もが経験することですもの!

2008年には、北京でオリンピックが開催されます。私も94年の9月に北京に行ったことがあるのですが、今はもう全然様変わりしているとのこと。そう、中国、特に北京の発展のスピードは、想像以上のようです。

そんな現代中国の若い女性の物語。映画は“今”という歴史を見る、ひとつの手段でもあるのです。監督はジャ・ジャンクー(賈樟柯)、まだ30代の新鋭監督です。ちなみに「世界公園」とは、実在の観光地でピラミッドやエッフェル塔、自由の女神、日本庭園、五重塔、タージ・マハール、ピサの斜塔などのミニチュア(10分の1)が、展示されているそうです。(日本にもありますね)

さあ、秋には映画で北京を見に行きましょうか。それに世界の名所も見れそうです♪
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