だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

なにも、なくなったら…?

2005-08-24 21:37:32 | 映画
「あんな奴、消えてしまえばいい!」なんて、思ったことありません?もし、それが現実となってしまったら…。怖いですよね。実際にはあり得ないことなんですが、映画の世界では充分起こり得ることなんです。そんな映画がやって来ます。

NOTHIG」(97)が、それ。この映画の監督は、「CUBE」や「カンパニー・マン」(02)のヴィンチェンゾ・ナタリ。1969年1月6日、アメリカ・デトロイト出身です。長編デビュー作品の「CUBE」で、日本でも有名になりました。

「CUBE」は、立方体の中に閉じ込められた男女6名の脱出の物語。誰が作ったものなのか、なぜ中にいるのか、どうやって脱出するのか…。まるで自分も閉じ込められたように、恐怖を体験する映画でした。怖かった~。

「カンパニー・マン」は、ハイテクな近未来を舞台にした男の物語。平凡な会社員の主人公が、すべてに行き詰まり感を感じ、会社を辞めて産業スパイになるのです。やがて激しい頭痛と奇妙な映像のフラッシュバックを見るようになり、謎の女まで現れ…。恐ろしい謎が、待っていました。

そして「NOTHING」 9歳の頃からの親友、主人公のデイブとアンドリューは、ある日次々に不幸に見舞われことをきっかけに、不思議な力を手に入れてしまうのです。それは、「なんでも消すことが出来る力」

家のドアを開けると、外は何もない”まっ白”な世界。はじめは面白がっていても、何もなければお腹が空く。では、空腹感も消そう!どうやって?もう、考えるだに怖い~~。やがて仲良しの2人は、お互いを消し始めるのです!!えぇ~?

斬新なアイデアと斬新なビジュアルが、特長のナタリ監督。今までのサスペンス・スリラーはもちろんですが、ブラックなユーモアを散りばめたコメディタッチの部分もあるらしく、妙に期待です!
コメント
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