だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

黄金が見たい!

2006-07-14 22:30:16 | 展覧会
“ペルシャ”というと、現在イランのファールス地方のことを言うそうです。紀元前2000年頃にイラン高原に住んでいたメディア人が、高原南東部を「パルーサ(辺境)」と呼んだのが始まり。それが“ペルシャ”となったのですね。

ペルシャ人は、アケメネス王朝(紀元前550~330年)を興し、栄華を極めます。また、世界遺産に指定された“ペルセポリス”(←素晴らしい紹介のサイトです)は、ダレイオス1世(紀元前522~486年)の富の象徴として建設された大宮殿です。その後、ササン王朝が引き継ぎますが、651年にアラブによって滅ぼされます。うむ、歴史の勉強になるなぁ~。

エジプト、インド、中央アジアに渡る広範囲を支配したアケメネス王朝。中には、バビロン、アッシリア、メディア、アルメニアなどの聞いたことのある地名も、含まれます。でも、知らないことだらけです。

数々の王朝の復興滅亡後、1935年3月21日パフラビー王朝が“イラン”と改めたとか。でも“ペルシア絨毯”や“ペルシャ猫”なんて今も呼んでいますね。それに名前から受けるイメージは、とってもエキゾチック。

この夏、上野の東京都美術館で、「ペルシャ文明展」が開催されます。昨年の大英博物館の展示に続いて、日本での展覧会は実に50年ぶりなんだそうです。イラン国立博物館を中心に、7000年前に遡るペルシャ文明の至宝の数々が一挙に見れるなんて、素晴らしいです。

黄金のマスク、黄金の装身具、黄金の杯、黄金の短剣などなど、キンキラ♪そして巨大な像、細かい細工の銀貨など。当時の技術を堪能できそうですね。楽しみ~!
コメント
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