今でもあの日の衝撃は、忘れることができません。ただ時間が経つに連れて、映画好きの私は、いつかこの出来事も映画になるんだろうなぁ~と感じていました。その出来事とは、アメリカで起こった“同時多発テロ”事件です。2001年9月11日。あの日からおよそ5年。
その日、ボストン発ロサンゼルス行きアメリカン航空11便は、世界貿易センタービル北タワーに。ボストン発ロサンゼルス行きユナイテッド航空175便は、南タワーに。ワシントン・ダレス空港発ロサンゼルス行きアメリカン航空77便は、ペンタゴン(国防総省)に。それぞれ激突しました。
そしてもう1機、ニューアーク発サンフランシスコ行きユナイテッド航空93便は、ペンシルべニア州ストーニークリークに墜落。乗員乗客45人全員が死亡…。93便がどこを標的にしていたかは、今も不明のままです。しかし93便が起こすはずだった大惨事は、乗客乗員たちの命と引き替えの行動によって、防がれたのです。
前の3機が激突したことを、機内で知った乗客たち。家族との電話やメールでことの大きさを知ると共に、このままでは自分たちの飛行機も多くの犠牲者を出すことになってしまう…。乗客たちの行動を描いた映画、それが「ユナイテッド93」です。
監督は、「ボーンスプレマシー」(04)のポール・グリーングラス。出演者に有名なスターは出ていません。ドキュメンタリー・タッチを大切にしたのです。監督や製作スタッフは、遺された家族の人たちや管制塔などの関係機関へ入念な取材を行ったそうです。
もちろん、映画化に反対する声もあったのは事実。しかし、あの日の出来事を忘れないためにも、映画化は必要だったのですね。私たちは映画という“エンタティンメント”から、歴史の事実を知るのです。
その日、ボストン発ロサンゼルス行きアメリカン航空11便は、世界貿易センタービル北タワーに。ボストン発ロサンゼルス行きユナイテッド航空175便は、南タワーに。ワシントン・ダレス空港発ロサンゼルス行きアメリカン航空77便は、ペンタゴン(国防総省)に。それぞれ激突しました。
そしてもう1機、ニューアーク発サンフランシスコ行きユナイテッド航空93便は、ペンシルべニア州ストーニークリークに墜落。乗員乗客45人全員が死亡…。93便がどこを標的にしていたかは、今も不明のままです。しかし93便が起こすはずだった大惨事は、乗客乗員たちの命と引き替えの行動によって、防がれたのです。
前の3機が激突したことを、機内で知った乗客たち。家族との電話やメールでことの大きさを知ると共に、このままでは自分たちの飛行機も多くの犠牲者を出すことになってしまう…。乗客たちの行動を描いた映画、それが「ユナイテッド93」です。
監督は、「ボーンスプレマシー」(04)のポール・グリーングラス。出演者に有名なスターは出ていません。ドキュメンタリー・タッチを大切にしたのです。監督や製作スタッフは、遺された家族の人たちや管制塔などの関係機関へ入念な取材を行ったそうです。
もちろん、映画化に反対する声もあったのは事実。しかし、あの日の出来事を忘れないためにも、映画化は必要だったのですね。私たちは映画という“エンタティンメント”から、歴史の事実を知るのです。