チャールズ・ブコウスキーという作家をご存知かと思います。1920年ドイツ生まれ、94年に白血病で亡くなっています。原作の映画化には、ベン・ギャザラ主演の「町でいちばんの美女/ありきたりな狂気の物語」(81)、ベルギー映画の「魅せられたる三夜」(87)、フランス映画の「つめたく冷えた月」(91)があります。
でも映画ファンには、バーベット・シュローダー監督、ミッキー・ローク、フェイ・フェイ・ダナウェイ主演の「バーフライ」(87)の脚本の方が知られているかも。酒浸りの売れない作家ヘンリーと、同じく酒に溺れる女との奇妙で悲しい恋の物語でした。汚かったなぁ~、2人とも。
そんなブコウスキーの『勝手に生きろ!』を映画化したのが、「酔いどれ詩人になるまえに」(05)なんです。監督は、ノルウェー映画「卵の番人」(95)や「キッチン・ストーリー」(03)のベント・ハーメル。あいにく、未見ですが…。で、主演は「クラッシュ」(04)で、アカデミー助演男優賞にノミネートされたマット・ディロン。64年2月18日NY生まれのディロンも、もう42歳。
自称詩人のヘンリー・チナスキー(ディロン)は、タクシーの運転手や清掃人などの仕事をしながら、詩や小説を出版社に送り続けています。しかし先の見通しのないその日暮らしで、やっぱり酔っ払い。バーで知り合ったジャンという女性(リリ・テイラー)と暮らし始めます。「バーフライ」とは違う、現代の端っこでもがく男女の生き方。
ブコウスキーが、自らの“作家修行時代”を書いた原作。今までベン・ギャザラやミッキー・ロークが演じた作家の分身を、今回のマット・ディロンこそがブコウスキー!と高い評価を受けています。主人公の閉塞感は、私たちとも共通かも…。「バーフライ」で感じた閉塞感と、どう違うのかも楽しみではあります。
酔っ払いの映画で思い出すのは、ルトガー・ハウアーの「聖なる酔っぱらいの伝説」(88)。ニコラス・ケイジが、オスカーの主演男優賞を受賞した「リービング・ラスベガス」(95)。スクリーンから、お酒の匂いがしそう~。この映画は、どうかしら?確かめましょう。
でも映画ファンには、バーベット・シュローダー監督、ミッキー・ローク、フェイ・フェイ・ダナウェイ主演の「バーフライ」(87)の脚本の方が知られているかも。酒浸りの売れない作家ヘンリーと、同じく酒に溺れる女との奇妙で悲しい恋の物語でした。汚かったなぁ~、2人とも。
そんなブコウスキーの『勝手に生きろ!』を映画化したのが、「酔いどれ詩人になるまえに」(05)なんです。監督は、ノルウェー映画「卵の番人」(95)や「キッチン・ストーリー」(03)のベント・ハーメル。あいにく、未見ですが…。で、主演は「クラッシュ」(04)で、アカデミー助演男優賞にノミネートされたマット・ディロン。64年2月18日NY生まれのディロンも、もう42歳。
自称詩人のヘンリー・チナスキー(ディロン)は、タクシーの運転手や清掃人などの仕事をしながら、詩や小説を出版社に送り続けています。しかし先の見通しのないその日暮らしで、やっぱり酔っ払い。バーで知り合ったジャンという女性(リリ・テイラー)と暮らし始めます。「バーフライ」とは違う、現代の端っこでもがく男女の生き方。
ブコウスキーが、自らの“作家修行時代”を書いた原作。今までベン・ギャザラやミッキー・ロークが演じた作家の分身を、今回のマット・ディロンこそがブコウスキー!と高い評価を受けています。主人公の閉塞感は、私たちとも共通かも…。「バーフライ」で感じた閉塞感と、どう違うのかも楽しみではあります。
酔っ払いの映画で思い出すのは、ルトガー・ハウアーの「聖なる酔っぱらいの伝説」(88)。ニコラス・ケイジが、オスカーの主演男優賞を受賞した「リービング・ラスベガス」(95)。スクリーンから、お酒の匂いがしそう~。この映画は、どうかしら?確かめましょう。