だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

個人蔵の絵画たち

2007-08-12 20:42:00 | 展覧会
イタリア東北部に位置するヴェネツィアは、かつて中世に“水の都”“アドリア海の女王”などと呼ばれ、ベネチア、ヴェニス、ベニスなどとも表記されています。う~、混乱するなぁ~。ここでは冒頭の“ヴェネツィア”でいきますね。

この秋、渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで開催される、「ヴェネツィア絵画のきらめき」は、大注目!来日する絵画の内容に、ドキドキ、クラクラしてしまいます。展覧会は、15世紀から18世紀のヴェネツィア絵画の黄金期を3セクションに分けて、展示。作品数は約71点で、国公立美術館や個人蔵の作品たちです。代表作は…

第1章…宗教・神話・寓意
 『聖母子と洗礼者聖ヨハネ』(1500年頃)ジョヴァンニ・ベッリーニと工房
 『洗礼者聖ヨハネの首をもつサロメ』(1515年頃)ティツィアーノ・ヴェチェリオ
 『キリストと刑吏たち(エッケ・ホモ)』(1586~88年)パオロ・ヴェロネーゼ
 『愛の始まりの寓意』(1562年)ヤコポ・ティントレット
 『未完の風景の中のウェヌス』(1528年)パルマ・イル・ヴェッキオ
第2章…総統のヴェネツィア
 『統領ジョヴァンニ・コルナーロ1世の肖像』(1715年)セバスティアーノ・リッチ
第3章…都市の相貌
 『サン・ジョルジョ・マッジョーレ島と税関』(1728年頃)カナレット
 『サン・マルコ広場』(1747年以前)ベルナルド・ベロット
 『リドット(賭博場)』(1757~60年?)ピエトロ・ロンギ

素晴らしい!内容は、公式サイトでご覧くださいね。それにしても個人蔵って!自分の家、屋敷にその絵が飾られて、いつでもお気に入りの絵画を見ることができるんですね~。ちなみにヴェロネーゼの絵にある、“エッケ・ホモ”とは、“この人を見よ”の意のラテン語。この絵を独り占めしている個人って…。うらやまし過ぎ!
コメント
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