だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

小さなすずめの人生

2007-08-21 21:20:10 | 映画
エディット・ピアフといえば、フランスを代表するシャンソン歌手。“愛の賛歌”が代表曲ですね。その程度のことしか知らない、私のような人には彼女の人生を知ることができる映画がやってきます。「エディット・ピアフ 愛の賛歌」(07)。かつて「愛の讃歌 エディット・ピアフの生涯」(74)という作品がありましたが、こちらも未見。

私にとってもピアフといえば、今は亡き越路吹雪さんの歌声。日生劇場でのロング・リサイタルでの時です。今も忘れられない大切な思い出です♪

さて映画の方ですが、監督は「クリムゾン・リバー2/黙示録の天使たち」(04)のオリヴィエ・ダアン。音楽は、「ファイアーライト」(97)のクリストファー・ガニング。そして撮影を、日本・欧米で活躍の永田鉄男氏。注目のピアフを演じるのは、「プロヴァンスの贈りもの」でラッセル・クロウを虜にしたファニー役のマリオン・コティヤール。

本名エディット・ジョヴァンナ・ガションは、1915年12月19日ベルヴィル街72番地の路上で生まれたという伝説があります。(病院説もあり)3歳で視力を失い、その後回復。15歳で歌を歌い始め、16歳の時ルイ・デュポンという少年と恋をし、娘マルセルが誕生しますが、わずか2歳で死去。

まさに波乱の人生のスタートですが、35年クラブのオーナー、ルイ・ルプレーに見だされ、歌手として歩み始めます。身長142cmの小柄な彼女は、ルプレーから“ピアフ”(すずめ)の芸名を付けられ、人気スターとなるのです。(63年10月11日癌のため死去。47歳)

マレーネ・ディートリッヒ、シャルル・アズナブール、イブ・モンタン、ジルベール・ベコー、ジャン・コクトー、モーリス・シュバリエ、ジョルジュ・ムスタキなどなど、彼女に関わる人物の名前を見るだけでも、感激です。

映画の方は、ルイ・ルプレー役にジェラール・ドパルデューが出演。『バラ色の人生』『水に流して』『ミロール』『パリの空の下』などの他、私の好きな『パダム、パダム』も聞けるかな♪
コメント
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