だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

チンギス・ハーンの運命

2008-03-12 21:35:41 | 映画
米脚本家協会のストが原因で、開催が危ぶまれていた今年のアカデミー賞。第80回という記念すべき授賞式だったので、無事に開催されて本当に良かったです。そんな中、日本でも話題になったのが、浅野忠信さん主演の「モンゴル」(07)。外国語映画賞にノミネートされ、浅野さんご本人もうれしそうにコメントしてる様子が、TVで流れていましたね。(受賞作品は、「ヒトラーの贋札」)

チンギス・ハーンを主人公にした映画は、結構あります。ディック・パウエル監督、ジョン・ウェイン主演の「征服者」(55)。本国モンゴルの大作映画「チンギス・ハーン」(92)。反町隆史さん主演の日本映画「蒼き狼 地果て海尽きるまで」(06)。私は、TVでジョン・ウェインの「征服者」を見たと思うのですが、他は未見。

「モンゴル」の監督・脚本・撮影は、セルゲイ・ボドロフ。私は、監督作の「コーカサスの虜」(96)と脚本のみの「イースト/ウェスト 遙かなる祖国」(00)を見ています。ちょうど「シベリアの理髪師」で一目ぼれした、オレグ・メンシコフの作品を追いかけて見ていた時のこと。話がそれましたが、ボドロフ監督の最新作です。

ドイツ/カザフスタン/ロシア/モンゴルの合作映画で、総製作費50億円。全編モンゴル語で撮影された(当然といえば、当然)超大作です。12世紀。モンゴルは部族間の陰謀が渦巻いていました。ある一部族の頭領イェスゲイの息子として誕生した、テムジン。父親の毒殺、裏切り、復讐、異国での投獄、政略結婚…などの過酷な運命を生き抜いていきます。

テムジン、後のチンギス・ハーン役に浅野忠信、宿敵ジャムカ役に「初恋のきた道」(99)のスー・ホンレイ。テムジンの妻ボルテ役には、これがデビュー作のモンゴルの新星クーラン・チュルーン。馴染みのないスタッフ、キャストかもしれません。でも、これだけ話題になると気になりますね。私は、DVDで見ようかしらん。(オレグは出てないし…)


コメント
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