だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

少年Aの正体

2008-10-13 21:59:29 | 映画
アンドリュー・ガーフィールドを知ってますか?この名前を聞いてピンと来たら、すごい!現時点で出演、公開作品は1本だけ。それが「大いなる陰謀」(07)。ロバート・レッドフォードが製作・監督・出演したこの作品で、マレー教授(レッドフォード)に朝の面会を受けている学生トッドを演じたのが、彼。

レッドフォードは、彼のそれまでの舞台経験を高く評価して抜擢。ガーフィールドは1983年8月20日ロス出身。両親は英国人で、3歳の時英国サリーに家族と移住。16歳の時、俳優の道に進むことに目覚め、以後出演する舞台は絶賛されます。

映画初出演の「大いなる陰謀」、そして初主演作が「BOY A」(07)です。監督は「ダブリン上等!」(03)に続く、2作目のジョン・クローリー。原作は、ジョナサン・トリゲル。物語の舞台は、イギリス・マンチェスター。

幼い頃のある罪を背負い、親にも愛されず、学校ではいじめられ、24年の人生の大半を社会から離れて暮らして来た青年(ガーフィールド)。新しい名前“ジャック”と名乗って、生きることもやり直そうとしていました。大人として、はじめて社会に踏み出そうと…。

そんなジャックをサポートするのが、ソーシャルワーカーのテリー(ピーター・ミュラン)。息子のように親身になってジャックの心配をするテリーでしたが、自分の息子とは問題を抱えていました。

新しい仕事場で、同僚のクリス(ショーン・エヴァンス)という友人もでき、職場のミッシェル(ケイティ・リオンズ)も気になる存在。このまま、物語は進むのかと思いきや、果たして“ジャック”とは何者なのか…?“BOY A”とは?映画は衝撃の結末を用意していました。

舞台での演技力を高く評価されたガーフィールドですが、その表情はまるで少年のよう~。映画出演2作目、今年25歳の彼に大いに期待してしまいます。さらに次回公開作は、「ブーリン家の姉妹」(08)なんですもん。

そして、最新作はテリー・ギリアム監督の「パルナッサス博士の想像力」!亡くなったヒース・レジャー、ジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルと共演するというガーフィールド。もう、覚えましたね!?
コメント (2)
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