だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

逃げても、無駄…

2008-10-28 21:33:35 | 映画
500年に1度、人類滅亡の鍵を握る女性が誕生する…。そして彼女をめぐる戦いが起き、人類は滅びるかも知れない…。これだけ聞くと、現在を生きるヒロインと過去からやって来たヒーローとのロマンチックな物語?って、思ってしまうかも。

でも映画は、壮絶。「D-WARS ディー・ウォーズ」(08)の舞台は、現在のLA。郊外のセブン・パーム・リゾート地区で突然起こった、陥没。その範囲は広く、まるでハリケーンか爆破テロに遭ったかのよう。原因不明のその惨劇は、これから起こる大惨事の前触れだったのです。

GNNのTVレポーター、イーサン・ケンドリック(ジェイソン・ベア)は、現場の取材中にFBI捜査官フランク・ピンスキー(クリス・マルケイ)と鑑識班が、鱗状の物体を発見するのを目撃してしまいます。

録画ビデオの映像を見ながら、イーサンは15年前、父親と出かけた骨董屋での出来事を思い出しました。その店で、あの化石のような鱗状のものを見ていたのす。そして店主のジャック(ロバート・フォスター)から、冒頭の話を聞かされていたのでした。

イーサンは、今起きていることが“それ”ではないかと考えます。運命の女性を探さねば!相棒のカメラマン、ブルース(クレイグ・ロビンソン)と共にその人、サラ・ダニエルズ(アマンダ・ブルックス)を探り当るのですが、その時巨大モンスターが襲いかかって来たのです!

いや~、その壮絶なこと!とにかく、デカイ!早い!強い!人類の想像を超える“それ”は、クリスチャン・ベイル主演「サマランダー」(02)の太古の巨大竜、トム・クルーズ主演「宇宙戦争」(05)の異星人、「クローバーフィールド/HAKAISHA」(08)の巨大生物のよう。

ロンドンもLAもNYも、私たちの知っている大都市は跡形もなく破壊されてしまう、これらの映画を見た時の恐怖。シャイア・ラブーフ主演の「トランスフォーマー」(07)の金属生命体、果てはキャスパー・ヴァン・ディーン主演の「スターシップ・トゥルーパーズ」(97~08)シリーズの昆虫型異星生物(バグズ)まで。

どれもこれも、そのスピード感と破壊力こそ、怖い!。さあ、この映画ではどうなるの?TV「ロズウェル/星の恋人たち」(99~02)のマックス・エバンズ役ジェイソン・ベアに会えるのが、救い…。うふふ。
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