だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

日本で唯一のボッティチェリ

2008-10-22 20:56:07 | 展覧会
マイブログでもご紹介した、絵画展「ジョットとその遺産展」はその内容の重厚さでとっても満足でした。もちろん、壁画を日本に持って来ることはできませんから、パネル展示になんですが、それもまたとっても素晴らしかったです。見て良かった!

損保ジャパン東郷青児美術館での次回の展覧会は、「丸紅創業150周年記念 丸紅コレクション展」です。丸紅といえば、総合商社(旧芙蓉グループ、現みずほグループ)というくらいしか知識がありませんでした。

それはともかく、自社内に“丸紅コレクション”を持っていて、そのコレクションが公開されます。今回の展覧会に出品される品々の素晴らしさに、とっても驚きました。どんな作品が展示されるのか、見てみましょう!

ポスターの絵画は、日本に唯一存在するボッティチェリの『美しきシモネッタ』(1480-85年頃)。そうなんだぁ~、日本に唯一なんですね!すごい。他に、モイーズ・キスリングの『ミモザの花』(1852)、カミーユ・コローの『ヴィル・ダヴレーのあずまや』(1847)

日本の山下新太郎の『少女像(御料の森)』(1943-47)、梅原龍三郎の『桜島』(1937)、西村五雲『石橋(唐獅子)』(図案)(1929)。そしてなにより目を引いたのが、着物コレクションです。『島取に柳文様小袖』(福元)(1999)は、辻が花染。

着物については、詳しいことはほとんどわからないですが、その見事さ、華やかさ、豪華さにはうっとり~。丸紅の着物コレクションは、見ているだけで幸せ。これはぜひ、本物が見たくなりました。はい。年末まで開催です。
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