だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

ガエル、連続2作目

2009-03-26 20:18:17 | 映画
昨日に続いて、ガエルの映画を。2作連続公開される、もう1本は「失われた肌」(07)です。監督、脚本、製作はヘクトール・バベンコ!おおっ、「蜘蛛女のキス」(85)や「黄昏に燃えて」(87)のバベンコですね。

「蜘蛛女のキス」では、主演のウィリアム・ハートがアカデミー賞の主演男優賞を受賞。「黄昏に燃えて」では、主演のジャック・ニコルソンとメリル・ストリープにそれぞれアカデミー賞の主演男優賞と主演女優賞にノミネート。

アルゼンチンのブエノスアイレス出身のバベンコ監督が、映画の舞台に選んだのもブエノスアイレス。原作は、アラン・パウルスの同名小説。幼い頃からの恋人の翻訳家リミエ(ガエル)と、妻のソフィア(アナリア・コウセイロ)は結婚12年目。

どんなに深い愛情で結ばれた2人にも、別れの時がやってきます。長い間の愛情はそう簡単に消せることができず、リミエは淋しさに次々と女性を変えて行きます。一方、ソフィアの喪失感は徐々に大きくなり、異常な執着を抱くように…。

別れて数年の時が過ぎたにも関わらず、ソフィアは突然リミエの前に現われ、常軌を逸した行動を取り、彼の周りのすべてをぶち壊します。仕事も家庭も、そして記憶能力まですべてを奪ってしまう、ソフィアの行動。

そんな彼女を疎ましく思いつつ、でも彼女を自分の一部のように感じてしまうリミエ。この2人の激しい恋の行方とは?今年30歳になるガエルのファンは、意外と多いんですよ。

ちなみにガエルは、1978年11月30日メキシコ、グアダラハラ出身。父親は、映画監督のホセ・アンヘル・ガルシア。母親は、女優のパトリシア・ベルナル。「ブエノスアイレスの夜」(01)で共演したアルゼンチン人女優ドロレス・フォンシとの間に、09年1月8日男の子誕生。名前はラザロ。

一時、ナタリー・ポートマンと交際していたこともあったハンサムなガエル。168cm、瞳はグリーン。スペイン語、ポルトガル語、英語、イタリア語、フランス語と5ヶ国語話せるガエルは、国際的映画俳優としてますます活躍が期待されます。

あっ、彼の好きな(尊敬)俳優にはマルチェロ・マストロヤンニ、クラウス・キンスキーの他、ハビエル・バルデムやダニエル・デイ・ルイスの名前があります。う~む、個性的。演技派、目指してますね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする