だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

フランスにもあった、ハイジャック事件

2011-10-07 20:47:30 | 映画
早いもので今年も10月。後2か月ちょいで新年です。1年の早さ、1ヵ月の早さ、1日の早さを実感。そういえば、今年は2001年9月11日に発生した“同時多発テロ事件”から10年目でした。

10年って早い…と思いつつ、特集番組を見ていました。しかしこのテロ事件に先立つこと1994年12月、フランスでハイジャック事件がありました。知らなかった…。事件を元にした映画がやって来ます。

ジュリアン・ルクレルク監督のフランス映画、「フランス特殊部隊 GIGN(ジェイジェン) ~エールフランス8969便ハイジャック事件~」(10)です。長いタイトルだなぁ~。GIGNについては、後ほど。

1994年12月24日、アルジェリアのアルジェ発フランス、パリのオルリー空港へと向うエールフランス8969便。乗員乗客227名の機内に、大統領警護警察を名乗る男たち4人が乗り込んで来ます。

彼らの正体は、武装イスラム集団GIA。ヤヒア・アブダラ(エマン・サイディ)ら犯人たちは、大量の銃火器とダイナマイトを機内に持ち込み、機長にイスラム救国戦線FISの指導者釈放を要求します。

2時間後、旅客機を取り囲むアルジェリア軍特殊部隊を撤収させ離陸するよう要求。しかし受け入れられず、機体を爆破させると警告。苛立つ犯人たちは、乗客3名を射殺し滑走路に投げ捨てます。

この事態にフランスとアルジェリア政府が主導権を争うことに。やがて、8969便はマルセイユに移動。ここで、ドニ・ファヴィエ将軍(グレゴリー・デランジェール)率いる特殊部隊が登場します!

フランス特殊部隊GIGN(フランス国家憲兵隊治安介入部隊)が突入。リーダー、ティエリー(ヴァンサン・エルバズ)は、あくまでも人質救出という任務に挑むのでした。果たして、結果は?

映画は、GIGN隊員、テロリストのリーダー、フランス外務省の若き女性職員キャロル(メラニー・ベルニエ)の3人をメインに実際のニュース映像も交えて描いていきます。ところで、GIGNとは?

1973年創設、世界の特殊部隊の中でもトップクラスの能力を持つ隊員による少数精鋭部隊。世界には様々な特殊部隊があり、米国NAVY SEALSやグリンベレー、英国SASなども。レイトショーなのが残念!
コメント
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