だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

人生の秋を思う…

2012-09-04 21:07:33 | 映画
外国人俳優の名前の表記は、ホント難しい。今まで(A)だったのに、ある日から(B)と表記されていてビックリ!「ボーン・レガシー」(12)にも出ているジェリコ・イヴァネクは、ゼルコだったのに…

スコットランド出身の名優ピーター・ミュランは、正しくはマランなんですって。でも今のところ、日本での表記はミュランなので安心。混乱しなくてよいわ!英国俳優には、主役もでき脇でも輝く人がいっぱい。

その1人がピーター・ミュランです。1959年11月2日グラスゴー出身、今年53歳。デビューはケン・ローチ監督「リフ・ラフ」(91)、ダニー・ボイル監督「シャロウ・グレイブ」(94)と「トレインスポッティング」(96)

ケン・ローチ監督「マイ・ネーム・イズ・ジョー」(98)、サディウス・オサリヴァン監督「私が愛したギャングスター」(00)、マイケル・ウィンターボトム監督「めぐり逢う大地」(00)

ブラッド・アンダーソン監督「セッション9」(01)。初監督は「オーファンズ」(98)。ビデオで見ました。そして「マグダレンの祈り」(02)が監督2作目。ミュランのやさしくも人間の本性を見据えた力作です。

デヴィッド・マッケンジー監督「猟人日記」(03)、アルフォンソ・キュアロン監督「トゥモロー・ワールド」(06)、ジョン・クローリー監督「BOY A」(07)、スイピルバーグ監督「戦火の馬」(12)に出演。

公開順が前後しますが、「思秋期」(10)がやっと公開です。原題は“TYRANNOSAUR”そう!ティラノサウルス、恐竜の…。飲んだくれで男やもめのジョセフ(ミュラン)は、失業中。

キレやすく、怒りの感情を抑えられず、酒を飲んでは周囲に因縁をつけ大暴れを繰り返す。自分でもどうにもならない怒りと暴力。精神が消耗し、自己崩壊寸前に追い込まれていました。

ある日、飛び込んだ店でハンナ(オリヴィア・コールマン)と出会います。彼女は自暴自棄なジョセフを癒し、やがて2人は心を通わせるようになります。しかし、ハンナもある秘密を抱えていたのです。

脚本・監督は俳優のパディ・コンシダイン。初監督です。「シンデレラマン」(05)「ボーン・アルティメイタム」(07)「ブリッツ」(11)などに出演。ミュランの映画は、見逃せません。
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