だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

NYのMet、上野に!

2012-09-07 21:45:51 | 展覧会
ニューヨークのマンハッタンにある“メトロポリタン美術館”は、世界最大級の美術館の1つ。1886年、パリでのこと。7月4日のアメリカ独立記念日を祝うために集まったアメリカ人たちによって構想。

しかし当時、建物はおろか絵画1枚もなかったそうです。4年後の1870年、セントラルパークの東側に美術館は開館します。基金による購入や、コレクターからの寄贈によって収蔵品は増えていきます。

現在、収蔵品の種類は絵画・彫刻・写真・工芸品・家具・楽器・装飾品など300万点!とても1日では見切れません。ロシアのエルミタージュ美術館には負けるかも知れませんが、やはり素晴らしい!

1990年代にミュージカルを見に、何度もNYを訪れたことがあり、そのたびにメトロポリタン美術館に行きました。懐かしいなぁ。また行きたいなぁ。でも東京、上野に来てくれるんです!

この秋、東京都美術館で開催される、「メトロポリタン美術館展 大地、海、空4000年の美への旅」がそれ。“METROPOLITAN MUSEUM of ART”は、通称“メット Met”と言います。

今回の展覧会には、絵画54点、彫刻・工芸66点、写真13点が来日。古代メソポタミア文明の工芸品から20世紀の写真まで、4000年の歴史を133点の名品で見て行くわけです。面白そう~。

その構成は、第1章:理想化された自然 第2章:自然のなかの人々 第3章:動物たち 第4章:草花と庭 第5章:カメラがとらえた自然 第6章:大地と空 第7章:水の世界 主な絵画には…

クロード・ロラン『日の出』(1646~47年頃)、レンブラント・ファン・レイン『フローラ』(1654)、ティントレット『モーセの発見』(1570年頃)、ドラクロワ『嵐の最中に眠るキリスト』(1853年頃)

ポール・ゴーガン『水浴するタヒチの女たち』(1892)、ゴッホ『糸杉』(1889)、クロード・モネ『マヌポルト(エトルタ)』(1883)、ゴッホ『歩きはじめ、ミレーに依る』(1890)

他にもミレー、フランソワ・ブーシェ、ターナー、ライスダール、ルノワール、アンリ・ルソー、エドワード・ポッパー、ルドンなどの作品も。とにかくすごい!ゴッホの『糸杉」は日本初公開。ぜひ!
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