だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

男の子として生きるレイ

2015-12-03 16:03:44 | 映画
パトリック・マッケーブ原作、ニール・ジョーダン監督「プルートで朝食を」(05)のキリアン・マーフィは、パトリックという男の子でしたが、幼い頃からドレスやお化粧に興味を示し…

美しい青年となり“キトゥン”と名乗り、都会に出て行きます。アラン・ベルリネール監督、ジョルジュ・デュ・フレネ主演「ぼくのバラ色の人生」(97)の7歳の男の子リュドヴィック。

彼の夢は、可愛い女の子になること。ジャン=マルク・ヴァレ監督、マシュー・マコノヒー主演「ダラス・バイヤーズクラブ」(13)のジャレッド・レトー演じるレイヨンは、エイズ患者。

男性(少年)が、女装するのを“ドラッグ・クィーン”とも呼び、ステファン・エリオット監督「プリシラ」(94)が代表作。お気に入りです。彼女たちは、パフォーマーでもあります。

反対に女性が男装するのは、キンバリー・ピアース監督、ヒラリー・スワンク主演「ボーイズ・ドント・クライ」(99)が代表作。1993年に実際に起きた事件を元にしています。

ゲイビー・デラル監督「アバウト・レイ 16歳の決断」(15)も、同じ“性同一性障害”の少女を描いています。ちなみに“トランスジェンダー”は、身体の性と心の性は一致しないが…

外科的手術は望まない人のこと。16歳になった女の子レイ(エル・ファニング)は、男の子として生きることを母親のマギー(ナオミ・ワッツ)にカミングアウトします。

医師からのホルモン治療などの資料に呆然とするマギー。一方レズビアンであることを公言し、パートナーのフラニー(リンダ・エモンド)と暮らす祖母ドリー(スーザン・サランドン)は…

レイを応援するのでした。髪を短く切り、トレーニングをして、少しずつ男の子に近づいていくレイ。やがてマギーは、性転換手術の同意書のサインをもらうため、レイが幼い頃に別れた…

元夫のクレイグ(テイト・ドノヴァン)に久しぶりに会いに行きます。果たして、レイの未来は?ナオミ・ワッツ、エル・ファニング、スーザン・サランドン、3人の女優の競演をぜひ!
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