お正月は、“それ”を。

お正月映画は、どれを見ます？サム・メンデス監督、ダニエル・クレイグ主演「００７ スペクター」（１５）？ピーター・ボグダノヴィッチ、１３年ぶりの監督作「マイ・ファニー・レディ」（１４）？

ライアン・クーグラー監督、シルヴェスター・スタローンがロッキーを演じる「クリード チャンプを継ぐ男」（１５）？やっぱり、Ｊ・Ｊ・エイブラムス監督「スター・ウォーズ／フォースの覚醒」（１５）？

大作、話題作はもちろんですが、お正月だってホラー映画が見たい！？本当にジャンルを問わず、映画好きです。『とにかく恐い！こんな設定のホラーはみたことがない！』と…

あのクエンティン・タランティーノが、太鼓判を押したという作品なんです。公開後、全米では急遽拡大公開となり、ボックスオフィスＴＯＰ１０に３週間、クランクイン！

それが長編２作目のデヴィッド・ロバート・ミッチェル監督「イット・フォローズ」（１４）。絶賛された脚本も、監督が書いています。なにより、キャッチコピーが怖い！

“それ”は人からうつすことができる。“それ”はゆっくりと歩いてくる。“それ”はうつされた者にしか見えない。“それ”に捕まると、必ず死ぬ。う～む。“それ”って？？？

１９歳のジェイ（マイカ・モンロー）は、男友だちのヒュー（ジェイク・ウィアリー）と映画館でデートの後、一夜を共にします。ところが、彼は彼女を椅子に縛り付け、奇妙な告白をします。

うつされた者にしか見えない何かが、ゆっくりと近づいて来て、それに捕まれば死が待ち受けているという恐ろしいもの。その何かをジェイにうつしたというのです。

さらに誰かと関係を持つとその恐怖を相手にうつすことができ、しかしその相手が死ぬと、また自分に戻ってくるというのです。その日から、ジェイだけにそれが見えるように…。

果たして、ジェイはその恐怖から逃げることはできるのでしょうか？キーア・ギルクリスト、ダニエル・ゾヴァット、オリヴィア・ルッカルディ、リリー・セーペ共演。うむ、知らないけど。