だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

ギレルモ・デル・トロの美学

2015-12-14 19:38:33 | 映画
1964年10月9日、メキシコのハリスコ州グアダラハラ出身のギレルモ・デル・トロ。監督、脚本、プロデューサーとして活躍する映画人。ホラー映画「クロノス」(92)の監督で登場。

なんといっても、スペイン内戦を背景にした「パンズ・ラビリンス」(06)の、恐ろしくも美しいホラーファンタジーに、すっかり魅了されてしまいました。パン<牧神>は、すごかった。

以来、デル・トロの名前は要チェックに!ピーター・ジャクソン監督「ホビット 思いがけない冒険」(12)、「竜に奪われた王国」(13)、「決戦のゆくえ」(14)では、脚本担当。

「パシフィック・リム」(13)以来の監督作品が、アメリカ映画「クリムゾン・ピーク」(15)です。もう、ドキドキです。今、1番見たい作品。なんて美しい…。“紅の山頂”って?

10歳の時、初めて亡くなった母親の幽霊を見たイーディス・カッシング(ミア・ワシコウスカ)。それ以来、彼女は亡霊を目にするようになります。やがて成長したイーディスは…

トーマス・シャープ(トム・ヒドルストン)と、運命的な出会いをし恋に落ちます。ちょうど父親のカーター・カッシング(ジム・ビーヴァー)が、不可解な死を遂げたのをきっかけに彼と結婚。

トーマスの姉ルシール(ジェシカ・チャステイン)と、一緒に暮らすことになる2人。そこは赤粘土の影響で、雪が赤くなる“クリムゾン・ピーク”と呼ばれる山頂に立つ豪邸。

3人での生活にも慣れてきた頃、体を真紅に染めた亡霊たちがイーディスの前に現れます。そして、奇妙な警告をするのでした。『クリムゾン・ピークに気をつけろ!』と…。

果たして、亡霊たちの警告の意味は?そして屋敷の秘密とは?豪華な3人の出演者の他、「パシフィック・リム」のチャーリー・ハナムとバーン・ゴーマン、レスリー・ホープ共演。

トム・ヒドルストンはロキ役が有名だけど、ジム・ジャームッシュ監督「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ」(13)がお気に入り。美しい。パン役のダグ・ジョーンズも出てます!
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