だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

プールの底に沈むのは?

2006-07-17 21:34:40 | 映画
気になる映画がやって来ます。ものすごいファンというわけではないのですが、予告編を見て「これは見たい!」と思いました。映画は、「ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男」。そう、あのザ・ローリング・ストーンズのリーダーだったブライアン・ジョーンズの物語。

どんな人だったのか…、1942年2月28日イギリス、グロスターシャーのチェルトナムで、航空技師の息子として生まれました。17歳で学校を放校になり、その時2児の父親だったそうです。ロンドンに出て店員をしながらバンド活動をしていた時、ミック・ジャガーとキース・リチャーズに出会うのです。1962年4月のことでした。

やがて彼らは、グループを結成。ザ・ローリング・ストーンズの誕生です。1963年6月レコードデビュー。しかし、自分の意思と反してグループ活動が進んだり、リーダーの主導権がミックやキースに移ったりして、次第に麻薬に溺れて行きます。さらにガールフレンドまでキースに取られてしまい、1969年6月8日バンドを脱退。

そして7月2日深夜、自宅のプールの底に沈んでいるのが発見されます。人工呼吸をした当時のガールフレンドが、2000年“サラグッド”が彼を殺害したと主張。サラグッド本人も死ぬ時、殺害を認めたが確認はされなかったそうです。うむ、複雑。真実は何処?サラグッドって誰?

これは映画を見るしかないですね。彼は生まれ故郷のチェルトナムに埋葬され、墓石には「僕に冷たくしないでくれ」と刻まれているそうです。なんだかすごく痛ましい人生だったんですね。

製作・監督は、「プルートで朝食を」の製作者スティーヴン・ウーリー。初監督です。ブライアン役はレオ・グレゴリー、ミック役はルーク・デ・ウルフソン、キース役はベン・ウィショー、マネージャーのトム・キーロック役はデヴィッド・モリッシー。事件の真相が知りたい。見に行きます。
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少女にご用心!

2006-07-16 21:52:40 | 映画
「赤ずきん」の作者は、フランスの詩人シャルル・ペロー(1628~1703)。1697年に発表されたその物語は、もともとは“教訓話”。スウェーデン民話「黒い森の乙女」などにも、似たようなお話があるんだとか。ふ~ん。

しかし、民話とオリジナルには違いがあるそうです。女の子に赤い帽子を被せたこともそう。赤ずきんが騙されておばあさんの血と肉を、ワインと干し肉だと言われ食べる場面や、赤ずきんが1枚1枚洋服を脱いで、暖炉に放り込む場面など。うむ、強烈!

書き換えた理由は、当時のサロンに集まる女性のための物語だったからとか。結末も、赤ずきんが狼に食べられてしまうところまで。で、私たちが知っている結末はというと、赤ずきんが狼のお腹から生きたまま救出されるという、かなりショッキングなもの。これはかのグリム兄弟が、さらに書き換えを繰り返していった結果です。

赤ずきんの物語は、映画化もされています。もちろん、子供用やアニメなどが中心で、大人向けはどうしてもホラー系が多くなっています。フランス映画「赤ずきんの森」(00)もホラーでした。

ハードキャンディ」も!でも、これは怖いです。14歳の少女ヘイリー(エレン・ペイジ)は、出会い系サイトで知り合った32歳のジェフ(パトリック・ウィルソン)と、カフェで会うことに。ジェフは、売れっ子のファション・フォトグラファー。

自宅に誘い込んだジェフは、いつもの手でキュートなヘイリーの写真を取り捲り。ところが、ヘイリーはとんでもない少女だったのです!中身は映画で、恐怖に震えていただくとして、赤ずきんちゃんは、オオカミを手玉に取る“サイコ”だったのです。キャ~。

エレン・ペイジは、「X-MEN ファイナル ディシジョン」が控えている1987年生まれの19歳。パトリック・ウィルソンは、「オペラ座の怪人」(04)のラウル役で一躍メジャーになりました。監督は、本作がデビューのデイヴィッド・スレイド。

たった4人しか出てこないこの映画。実質、2人の恐怖のやり取りを最後まで見れるかな…。
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黄金が見たい!

2006-07-14 22:30:16 | 展覧会
“ペルシャ”というと、現在イランのファールス地方のことを言うそうです。紀元前2000年頃にイラン高原に住んでいたメディア人が、高原南東部を「パルーサ(辺境)」と呼んだのが始まり。それが“ペルシャ”となったのですね。

ペルシャ人は、アケメネス王朝(紀元前550~330年)を興し、栄華を極めます。また、世界遺産に指定された“ペルセポリス”(←素晴らしい紹介のサイトです)は、ダレイオス1世(紀元前522~486年)の富の象徴として建設された大宮殿です。その後、ササン王朝が引き継ぎますが、651年にアラブによって滅ぼされます。うむ、歴史の勉強になるなぁ~。

エジプト、インド、中央アジアに渡る広範囲を支配したアケメネス王朝。中には、バビロン、アッシリア、メディア、アルメニアなどの聞いたことのある地名も、含まれます。でも、知らないことだらけです。

数々の王朝の復興滅亡後、1935年3月21日パフラビー王朝が“イラン”と改めたとか。でも“ペルシア絨毯”や“ペルシャ猫”なんて今も呼んでいますね。それに名前から受けるイメージは、とってもエキゾチック。

この夏、上野の東京都美術館で、「ペルシャ文明展」が開催されます。昨年の大英博物館の展示に続いて、日本での展覧会は実に50年ぶりなんだそうです。イラン国立博物館を中心に、7000年前に遡るペルシャ文明の至宝の数々が一挙に見れるなんて、素晴らしいです。

黄金のマスク、黄金の装身具、黄金の杯、黄金の短剣などなど、キンキラ♪そして巨大な像、細かい細工の銀貨など。当時の技術を堪能できそうですね。楽しみ~!
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大人になるには?

2006-07-13 22:43:25 | 映画
タイトルを見て、最近ブームのサッカー映画と勘違いしないように。映画のタイトルは「サムサッカー」。間違いやすいですね。あはは。サムは“親指”のこと、サッカーは“吸う人”のこと。つまり“親指しゃぶり”ですね。まっ、赤ちゃんや幼児がやっている分には、許せる行為ですが…。

映画の主人公は、17歳のジャスティン・コッブ(ルー・テイラー・プッチ)。未だに“親指しゃぶり”をしています。おいおい!原因はたくさんありそう~。

ママのオードリー(ティルダ・スウィントン)は、家庭や子供のことよりTVのメロドラマに夢中。その人気俳優のマット(ベンジャミン・プラット)は、ドラッグ中毒で捕まり、入院した病院でオードリーと出逢うことに…。

パパのマイク(ヴィンセント・ドノフリオ)は、かつてフットボール選手だったけど、怪我で挫折…。未だに引きずってます。弟のジョエル(チェイス・オファーレ)は、頼りない家族のせいで急に大人びて、冷めた発言を。

オレゴン州の中流家庭に暮らすジャスティンは、普通の高校生。でも自分に自信がなく、そのせいでいつまでたっても、親指しゃぶりが直らない。周りの大人たちは、なんとか直そうと干渉してくるのです。当~然。

ちょっと変わった歯科医のペリー先生(キアヌ・リーヴス)は、催眠術で直そうとします。いったん直ったかと思ったけど、そうは行かない。今度は薬に頼る羽目に。でもそのせいで生活が一変!高校のギアリー先生(ヴィンス・ボーン)のディベート部でも、快調な気分!でも、まだまだ先があった…。またまた不安な気分になってしまう、ジャステン。

17歳という年齢が、どんなに不安を抱えている時期なのか…改めて考えさせてくれるこの映画。監督は、これがデビュー作のマイク・ミルズ。原作はウォルター・キルンの同名小説。脇役の豪華なこうした映画は、俳優たちがその作品に集まってくもの。期待!!
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女優(?)に注目!

2006-07-12 22:30:39 | 映画
NY→LAへの大陸横断、それがトランスアメリカです。映画「トランスアメリカ」は、ちょっと入り組んだ物語です。LAで暮らすブリー(フェリシティ・ハフマン)は、自分の体に違和感を持つ、性同一性障害(トランスセクシュアル)の男性。もうじき、女性となるための手術を受ける予定。

そんなブリーに、ある日突然、NYの拘置所から電話がかかってきます。トビー(ケヴィン・ゼガーズ)という少年が、スタンリーという父親を探しているという内容でした。トビーは、17年前ブリーが“スタンリー”だった時にできた息子だったのです。しかたなく、身元引受人になりにNYへ向かいます。

トビーは、その日暮らしのストリート・ボーイ。まだ見ぬ父親と、愛を求めています。自分が父親だとは知らせぬままトビーと2人、NYからLAへの旅が始まります。

主役のフェリシティ・ハフマンは、1962年12月9日ニューヨーク州ベッドフォード生まれ。夫はウィリアム・H・メイシー(97年結婚)。85年にデヴィッド・マメットとウィリアム・H・メイシーが創立した“アトランティック・シティ・カンパニー”に、当初から参加。

フェリシティ・ハフマンの出演作には、「X-ファイル」「シカゴホープ」「ザ・ホワイトハウス 」「デスパレートな妻たち」などのTVの他、「マグノリア」(99)「プリティ・ヘレン」(04)などがあります。男性で女性の体になるための手術を待つという、難しい役柄を見事に演じきり、ゴールデン・グローブ賞女優賞を獲得し、さらにアカデミー賞主演女優賞にノミネートされるという素晴らしい評価を得ています。

その他のキャストは、フィオヌラ・フラナガン、エリザベス・ペーニャ、バート・ヤング、グレアム・グリーン。エグゼクティブ・プロデューサーはウィリアム・H・メイシー、監督・脚本は新人のダンカン・タッカー。主題歌をドリー・パートンが歌っています♪

フェリシティ・ハフマンを見に行ってきます!
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夜の小児病棟

2006-07-09 20:38:36 | 映画
夏には、やっぱりホラーですよね~。って、怖い映画は苦手の方もいらっしゃるはず。でも、怖いもの見たさっていうのもありますね。「サイレントヒル」は、そんな映画でした。しかし、ホラーでなくスプラッタ…。見ながら、こんなものがゲーム(しかも日本のKONAMI発)だなんて、○○に悪いわけだ…と思い知りました。

弁護しておきますと、映画のストーリーはかなり面白かったです。でも2時間6分は長過ぎ。もう少しコンパクトにまとめて、PG-12が外れるくらいの描写にすればよいのになぁ~と思ったり。でも、この手の映画が好きな人もいるわけだし。

で、気分直しにもう1本のホラーに挑戦!「機械じかけの小児病棟」です。主演は、TV「アリー・myラブ」のキャリスタ・フロックハート。イギリスのワイト島にあるマーシー・フォールズ小児病院。前任者が突然辞めてしまったために、臨時で派遣された夜勤看護婦のエイミー。しかしこの病院は老朽化のため、閉鎖が決まっていたのです。

重い病に苦しむ小児病棟の子供たちは、夜な夜な何かに怯えています。不審に思ったエイミーは、マギーという少女から、全身に金属の矯正器具をつけたシャーロットという幽霊がいる、と教えられます。

「機械少女」と呼ばれるシャーロットは、2階の病室に入院していましたが、今では厳重に鍵がかかっていて、立ち入り禁止!エイミーは、過去の秘密を調べ始めます。そして恐ろしい事実を知るのです!

夜の病院は怖いですよね~。幸いにも体験したことがありませんが(笑)。監督は「ダークネス」(02)のジャウマ・バラゲロ。共演は「ヴァン・ヘルシング」(04)でもステキだった、リチャード・ロクスバーグ。悪役がお得意。

ところでキャリスタは、ハリソン・フォードと交際中。結婚も近いと言われてもう何年?余計なお世話ですが…。映画、行こうっと!
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妥協も必要!?

2006-07-08 21:28:29 | 映画
見たい!と思う理由のひとつに、豪華なキャスティングというのがあります。昔で言うとオールスター・キャストかな。そこまで豪華でなくとも、演技派の俳優が揃うと演技の火花が見たくてたまりません。悪いクセかも。

幸せのポートレート」もそんな1本です。主演は、サラ・ジェシカ・パーカー。共演は、ダイアン・キートン、クレア・デインズ、レイチェル・マクアダムス、ダーモット・マローニー、クレイグ・T・ネルソン、ルーク・ウィルソン。個性派を揃えました。ダントツはやっぱりサラ・ジェシカ・パーカーですね。TV「SEX and the CITY」(98~04)で、人気抜群の彼女。マシュー・ブロデリック夫人です。(97年結婚、1児の母)

NYのキャリア・ウーマンのメレディス(パーカー)は、絵に描いたようなエクゼクティブ。恋人は理想的な彼エヴァレット(マローニー)。何もかもうまく行き、理想通りにことが運んでいるメレディスも、いよいよ彼の両親・家族に会いに行くことになります。

きっちりしたテーラードスーツ、ピンヒールの靴、手にはいつも携帯電話というメレディスも、彼の両親の前では大緊張。うまくやろうとすればするほど、失敗の連続。落ち込んだ末、「もう、結婚は出来ない…」と家を出てしまいます。わかるなぁ~。

仕事で成功を収めた女性が、理想の結婚、理想の幸せを求めるのは、ホントに良くわかります。しかし、現実はそうはうまく行かないものなのです。初めて挫折を味わうメレディスの行く末は?この恋の結末は?結婚は出来るのか?

結婚って、本人同士だけではないのですよね。両方の家族との繋がりが生まれるのですから…。バリバリのキャリア・ウーマンが選んだ道は、なんなのか知りたいですね。しかし、ダイアン・キートンっていつまでも若く魅力的♪実は、キートンが主役だったりして!
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“キス・シリーズ”なんですって。

2006-07-07 22:33:13 | 映画
大好きな男優は山のようにいるんですが、女優となると少し数が減ります。たぶん、自分が同性だからだと思うのですが…。そうは言っても、大好きな女優さんはいます。その1人が、ドリュー・バリモア。

ドリューは、1975年2月22日カリフォルニア生まれ。父はジョン・ドリュー・バリモア、母はイルディコ・ジャイド、祖父はジョン・バリモア、さらに大伯父はライオネル・バリモア、大伯母は、エセル・バリモアと、名門俳優一家出身です。すごい!

生まれてすぐにCMやTVに出演。「アルタード・ステーツ/未知への挑戦」(79)で映画デビュー。4歳でした。82年の「E.T.」で有名になったもののその後は、なんと9歳頃から酒と麻薬に溺れ、14歳で自殺未遂と悲惨。早熟だったのですね。しかし、どうにか立ち直りました。

最近の活躍は目覚しいものがあり、出演だけでなくプロデューサーとしても手腕を発揮しています。ドリューの主演映画のタイトルには、よくナンバーが付いています。たとえば、「100万回のウィンク」(98未)、「25年目のキス」(99)、「50回目のファースト・キス」(04)、そして最新作の「2番目のキス 」も。

どういう意味かというと、キャリアを積んでがんばるビジネス・コンサルタントのリンジー(ドリュー)は、今までと違うキャラのベン(ジミー・ファロン)と運命的な出会いをします。ベンは高校の数学教師。いよいよ結婚できると思ったのもつかの間、彼にとってなにより1番は、“ボストン・レッドソックス”!!!

なんと熱狂的な野球ファンだったのです。彼にとってリンジーは、2番目。あらら。大好きな彼と趣味を同じにしようと、健気に務めるリンジー。しかし、これでいいの?2番手に甘んじてはいけません!さぁ、どうなるのでしょう~?

原作は、“ハイ・フィデリティ”や“アバウト・ア・ボーイ”のニック・ホーンビィの“ぼくのプレミアライフ”。おお、コリン・ファース主演の同名映画のリメイクではないですか!こっちは、イングランドのサッカーチーム“アーセナル”のファンでした。(作者の自伝とか)今度は、野球に置き換えたんですね。ちなみに監督は、ボビーとピーター・ファレリー兄弟。楽しみ~♪ 
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ひまわりに託す夢

2006-07-06 20:34:33 | 映画
私が北京に行ったのは、94年の9月。天安門広場、北京故宮、景山公園、明の十三陵、頤和園、八達嶺長城、万里の長城、王府井大街などなどを訪れました。観光名所が主でしたので、映画で知っていた“胡同”(フートン)をぜひ見たかったと、今も残念に思っています。

胡同とは、北京市の旧城内を中心に点在する細い路地の事。胡同に面しているのが、“四合院”(しごういん)と呼ばれる伝統的家屋建築です。1267年の昔、北京の基礎となる道路建設が始まりました。幅24歩(約37.2m)を大街、12歩(約18.6m)を小街、6歩(約9.3m)を胡同と呼ぶそうです。

この地区に住む人々は、トイレや軽食堂を共有していて、持ち回りで掃除や調理をするのだとか。現在から考えると不便そうですね。中国映画には良く出てくるので、ご存知方も多いかも。観光スポットとして人気の現在ですが、北京オリンピック(08)のため、なくなりつつあるのが現状です。

この胡同をタイトルにした映画が、「胡同のひまわり」です。主人公は、1967年に生まれた向陽(シャンヤン)。両親は、画家を目指していたガンニャン(スン・ハイイン)と母親のシウチン(ジョアン・チェン)。父親は文化大革命で強制労働に出され、そのせいで手をつぶし、絵筆が持てなくなって6年ぶりに帰って来ます。

父は向陽に自分の夢を託し、絵の勉強を強要します。自由がなくなった9歳の向陽は、反抗期真っ最中!やがてあることをきっかけに、父は自分を強制労働に向かわせる原因を作ったのが、かつての友人だったことを知ります。そんな時、毛沢東の死、4人組の逮捕が報じられます。

父の夢、母の願い、子供の将来、激動の時代を生きた家族の物語が描かれます。監督は「こころの湯」(99)のチャン・ヤン。この映画も、父と息子の物語でしたね。「胡同のひまわり」は、監督の自伝的要素があるそうな。親子30年余の愛と葛藤の物語…じっくり堪能したいですね。
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名作を見よう!

2006-07-04 22:59:37 | 映画
日本のTVアニメで、人気の1本に「アルプスの少女ハイジ」がありますね。他にも「フランダースの犬」とか「赤毛のアン」「母をたずねて三千里」「小公女セーラ」「小公子セディ」「あらいぐまラスカル」「トム・ソーヤーの冒険」「愛の若草物語」「名犬ラッシー」「家なき子レミ」などなど。(一覧はこちらから)

もちろん、原作は世界の名作文学です。でも、内容は意外と知らなかったりして…。どちらかというと原作を読むより、TVアニメの方で覚えている方が多いかも知れませんね。それか、かつて読んだけど忘れてたり…。

この夏、「ハイジ」が実写映画になって公開されます!スイスのチューリッヒ生まれの作家ヨハンナ・スピリが、1880年生み出したこの物語は、世界各国で愛され、映画化も多いです。1952年にはスイスで制作。1965年には西ドイツ/オーストリアで制作。ハリウッド版は、1937年のシャーリー・テンプル主演「ハイデイ」が有名。←見てないけど…。

今回の「ハイジ」は、TVM「第一容疑者」シリーズのポール・マーカス監督作。ハイジ役にはイギリス、ダブリン生まれのエマ・ボルジャー。「イン・アメリカ」(02)に出てました。おじいさん役は、名優マックス・フォン・シドー!1929年生まれですから、今年77歳。お元気です。

他にもジェラルディン・チャップリンや、「女王陛下の007」(69)のボンドガール、ダイアナ・リグも!懐かし~い。豪華でしっかりした演技派で脇を固めた、こうした映画はファミリー映画であると共に、映画ファンの鑑賞に充分応えてくれます。

さて、物語を改めて知るためにも、名優たちの演技と子役たちの名演技を楽しみに行きましょうか!“ハイジの白パン”持って♪
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