暑い。ホントに暑いです。お盆休みの東京は燃えるように暑い日が続いていますが、相変わらず劇場と美術館へ通っている私。今、東京都庭園美術館で開催中の“舞台芸術の世界”は、興奮の展覧会でした。目黒駅から徒歩で7分。旧朝香宮邸に入るとひんやり~。わりと小さめな部屋が続き、順路に従って作品を見て行きます。ここは何度も来てますが、大きな美術館とは一味違う雰囲気が味わえて、大好きな所です。
“舞台芸術の世界”は、サブタイトルが“ディアギレフのロシアバレエと舞台デザイン”。セルジュ(セルゲイ)・ディアギレフ(1872~1929年)はロシア・バレエ団の創設者で、有名なバレエダンサーや振付師を育成。作曲家のイーゴリ・ストラヴィンスキーの協力の下に、『火の鳥』『ペトルーシュカ』『春の祭典』さらに『プルチネッラ』『結婚』などを生み出しました。
展示されている舞台に関するものには、上記の他に『魔笛』『クレオパトラ』『金鶏』『薔薇の騎士』『ボリス・ゴドゥノフ』『シェエラザード』『眠れる森の美女』『薔薇の精』『牧神の午後』など多数。展示品は、本物の衣装やスタイル画、舞台デザイン画、衣装を着けた陶磁器の人形、水彩画、油絵、写真など。
ハーバート・ロス監督の「ニジンスキー」(79・日本公開82年)を思い出します。アラン・ベイツがディアギレフを演じ、ニジンスキーはジョルジュ・デ・ラ・ペーニャ。ディアギレフは同性愛者で、ニジンスキーも彼の恋人でした。この映画でもバレエのシーンが魅惑的で、特に『牧神の午後』での舞台シーンは衝撃的でした。
ニジンスキーの動画は現存していなくて、展示されている数枚の写真で見る限り、本当に美しいダンサーでした。全盛期の後、神経衰弱に陥り精神病院をたらい廻しにされ、舞台に戻ることなくロンドンで亡くなり、パリのモンマルトル墓地に眠っています。映画を思い出しながら、美術館を巡り、感動でした。
バレエやオペラ、舞台や舞台芸術がお好きな方にはたまらない展覧会です。私のように映画に結びつける映画ファンも、お見逃しなく!
“舞台芸術の世界”は、サブタイトルが“ディアギレフのロシアバレエと舞台デザイン”。セルジュ(セルゲイ)・ディアギレフ(1872~1929年)はロシア・バレエ団の創設者で、有名なバレエダンサーや振付師を育成。作曲家のイーゴリ・ストラヴィンスキーの協力の下に、『火の鳥』『ペトルーシュカ』『春の祭典』さらに『プルチネッラ』『結婚』などを生み出しました。
展示されている舞台に関するものには、上記の他に『魔笛』『クレオパトラ』『金鶏』『薔薇の騎士』『ボリス・ゴドゥノフ』『シェエラザード』『眠れる森の美女』『薔薇の精』『牧神の午後』など多数。展示品は、本物の衣装やスタイル画、舞台デザイン画、衣装を着けた陶磁器の人形、水彩画、油絵、写真など。
ハーバート・ロス監督の「ニジンスキー」(79・日本公開82年)を思い出します。アラン・ベイツがディアギレフを演じ、ニジンスキーはジョルジュ・デ・ラ・ペーニャ。ディアギレフは同性愛者で、ニジンスキーも彼の恋人でした。この映画でもバレエのシーンが魅惑的で、特に『牧神の午後』での舞台シーンは衝撃的でした。
ニジンスキーの動画は現存していなくて、展示されている数枚の写真で見る限り、本当に美しいダンサーでした。全盛期の後、神経衰弱に陥り精神病院をたらい廻しにされ、舞台に戻ることなくロンドンで亡くなり、パリのモンマルトル墓地に眠っています。映画を思い出しながら、美術館を巡り、感動でした。
バレエやオペラ、舞台や舞台芸術がお好きな方にはたまらない展覧会です。私のように映画に結びつける映画ファンも、お見逃しなく!