だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

2011年5月1日に起きたこと

2013-01-05 21:37:37 | 映画
テレンス・マリック監督、ブラッド・ピット主演「ツリー・オブ・ライフ」(11)で、主人公の妻役を演じたジェシカ・チャステイン。1950年代を生きる清楚で、しかし芯の強い女性を見事に見せてくれました。

1981年3月29日カリフォルニア州出身。ニューヨークのジュリアード学院演劇部門で学び、主に舞台を中心に出演。TVシリーズ「ER 緊急救命室」(03~04)のシーズン10にゲスト出演。

他にも「ヴェロニカ・マーズ」(04~05)シーズン1、「女検察官アナベス・チェイス」(05~06)シーズン1などにも。TVM「名探偵ポワロ オリエント急行の殺人」(10)にも出てましたね。

ジョン・マッデン監督、ヘレン・ミレン、サム・ワーシントン主演「ペイド・バック」(10未>)の後が、「ツリー・オブ・ライフ」です。だから、この作品ではじめて彼女を見た方も多いはず。

この後は、ご存じのように透き通るような美しさを武器に大活躍。レイフ・ファインズ監督、主演「英雄の証明」(11)、ジェフ・ニコルズ監督、マイケル・シャノン主演「テイク・シェルター」(11)

テイト・テイラー監督、エマ・ストーン主演「ヘルプ ~心がつなぐストーリー~」(11)。アミ・カナーン・マン監督、サム・ワーシントン主演「キリング・フィールズ 失踪地帯」(11)に出演。最新作は…

アカデミー賞作品賞、監督賞、脚色賞他6部門を受賞した「ハート・ロッカー」(08)のキャスリン・ビグロー監督の「ゼロ・ダーク・サーティ」(12)。脚本は同作品のマーク・ボール。

すでに、NY批評家協会賞の作品、監督、撮影賞を受賞しています。2011年5月1日、ネイビーシールズによってアメリカ同時多発テロ事件の首謀者オサマ・ビンラディンは、殺害されていました。

国家最高機密の極秘ミッションの詳細は、その後も明かされることはありませんでした。2001年9月11日から10年。映画は、実際にはどんな計画が立てられ、何が行われてきたのか…。

その鍵を握っていたのは誰だったのか…。ビグロー監督とマーク・ボールは、CIAのビンラディン追跡チームの中心人物が若き女性分析官だったことを知り、この作品を製作。絶対、見なくっちゃ!
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今より、良い人生とは?

2013-01-04 21:00:50 | 映画
ダニエル・コーエン監督「シェフ! ~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~」(12)を見て、ジャン・レノ扮する三つ星フレンチレストラン“カルゴ・ラガルド”のシェフぶりに感心しました。

もともと貫録がある上、天才的な舌を持つ若き料理人ミカエル・ユーン扮するジャッキー・ボノとのコミカルなやり取りも、最高に楽しかった!日本のCMでもすっかりお馴染みのレノは、いい人ですね。

この作品で、改めてシェフって大変なんだなぁ~って思いました。セドリック・カーン監督「よりよき人生」(11)にも、自分のレストランをオープンし、シェフを目指すフランス人男性が出てきます。

学食の調理人として働く35歳のヤン(ギョーム・カネ)は、シェフを目指していました。レストランの採用面接に出かけたヤンは、そこでウエイトレスのナディア(レイラ・ベクティ)と出会います。

初めてのデートの翌朝、彼女は9歳の息子スリマン(スリマン・ケタビ)と暮らすシングル・マザーであることを告げます。ヤンはすぐに、スリマンと友だちのように仲良くなるのでした。

ある日、3人で出かけた湖畔で1件の廃屋を見つけます。ここなら自分の思うレストランになる!そう直感したヤンは、不動産屋に電話。資金のないヤンは消費者金融に手を出します。

レストランを開業するまでの数々の手順。消防署から営業認可が下りず、ナディアは今より好条件の仕事に就くことに。そこはカナダ。スリマンをヤンに預け、1ヵ月だけ単身海外へ旅立つナディア。

ヤンとスリマンの間に、父と子の絆が芽生えはじめた頃、肉親がいないことを小学校の福祉委員に知られてしまいます。さらにナディアと連絡が取れなくなり…。借金問題を抱えたヤンは、果たして?

「シェフ!」がパリを舞台にしたハートウォーミングコメディなら、本作はレストラン開業とシェフになるという大きな夢と、社会の複雑なシステムに戸惑う人間ドラマ。カネは、1973年4月10日フランス出身。

「ザ・ビーチ」(99)「戦場のアリア」(05)「フェアウェル さらば、哀しみのスパイ」(09)「恋と愛の測り方」(11)「プレイヤー」(12)に出演。ダイアン・クルーガーは元奥さんです。
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17年ぶりのジャッジ・ドレッド

2013-01-02 20:02:08 | 映画
イギリスの人気コミック“ジャッジ・ドレッド”は、ストーリーをジョン・ワーグナーが、絵をカルロス・エスクエラが描いています。実際に見たことはないですが、映画は見ましたね~。

そう!ダニー・キャノン監督、シルヴェスター・スタローン主演「ジャッジ・ドレッド」(95)です。見ましたか?「クリフハンガー」「デモリションマン」(93)「スペシャリスト」(94)「暗殺者」(95)

「デイライト」(96)…とスライはノリに乗っている時期。しかし、この「ジャッジ・ドレッド」はスライの大げさな演技(?)のせいで、大ヒットとは行かず、期待された続編は作られませんでした…。

2139年、核戦争後の地球には3つのメガシティが残りました。しかし、多発する犯罪に対処するため、究極の治安維持機構“ジャッジ・システム”が施行されていました。かつてNYだった“メガシティ・ワン”

超エリートのジャッジ・ドレッドが警察官、裁判官、陪審員、刑執行人として活躍。未来都市の造形や、ジャッジのコスチューム、空飛ぶバイクなど結構見所はあったんですが…。

17年の時を経て、再び「ジャッジ・ドレッド」(12)が映画化されました。監督は、「バンテージ・ポイント」(08)のピート・トラヴィス。95年版と同一作品を原作としています。

核戦争後、ボストンからワシントンDCにかけ、8億人もの市民が暮らす犯罪多発都市メガシティ・ワンが存在していました。治安を守るのは、ジャッジと呼ばれるエリート司法官たち。

中でもジャッジ・ドレッド(カール・アーバン)は、悪を許さず法を執行すると恐れられていました。ある日、新米ジャッジのカサンドラ・アンダーソン(オリヴィア・サールビー)の適性テストを命じられます。

実は、彼女は強力な透視能力を秘めたサイキック・ミュータントだったのです。2人は、ママ(レナ・ヘディ)一派が支配するピーチ・ツリーという200階建てのビルに乗り込みます。

ママはビルを封鎖し、ビルの住人7万5千人にジャッジを見つけ次第殺害するよう命令。果たして?アーバンは「ロード・オブ・ザ・リング」のエオメル、「スター・トレック」(09)マッコイ役。どんなかな?
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エドワードから、ジョルジュへ

2013-01-01 19:52:09 | 映画
フランスの作家、劇作家、詩人のモーパッサン。本名をギイ・ド・モーパッサン(1850年8月5日~1893年7月6日)と言い、『女の一生』(1883)が有名。その他にも映画化された作品も多数。

ヘンリー・キングとサム・テイラー監督「噂の女」(26)、ジャン・ルノワール監督「ピクニック」(46)、マックス・オフュルス監督「快楽」(52)、ジャン=リュック・ゴダール監督「男性・女性」(65)など。

古すぎるのと内容とで、未見です。そんなわけで実は「女の一生」も未見。1958年版は、アレクサンドル・アストリュック監督、マリア・シェル、クリスチャン・マルカン、パスカル・プティ主演。

日本でも映画化、舞台化されていますね。モーパッサンの『ベラミ』(1885)をご存じでしょうか?日本未公開ですが、フィリップ・トリボワ監督、サガモア・ステヴナン主演のTVM「ベラミ」もあります。

“ベラミ”とは、“美しい男友達”という意味だそうです。デクラン・ドネランとニック・オーメロッド監督の「ベラミ 愛を弄ぶ男」(12)は、ぜひ見ようと思っています。だって、ロブさまが出てるんだもん!

1890年パリ。軍を除隊しアルジェリアから戻ったジョルジュ・デュロワ(ロバート・パティンソン)は、鉄道会社の安月給で惨めな暮らしを送っていました。ある日、新聞社に勤める旧友と再会します。

シャルル・フォレスティエの紹介で、記者の仕事を得たジョルジュ。自分の美貌を武器に上流階級の夫人たちと知り合い、彼女たちを征服しながら、富の頂点へ駆け昇って行くのでした。

すべてが順調に進んでいるかと思った時、信頼していた新聞社の社長の裏切りを知ります。復讐を誓う、ジョルジュ。フォレスティエの妻マドレーヌ(ユマ・サーマン)

ド・マレル夫人のクロチルド(クリスティナ・リッチ)、ヴァルテール夫人のヴィルジニ(クリスティン・スコット・トーマス)…。果たして、ジョルジョの復讐の結果は…?

「トワイライト・サーガ」(08、09、10、11、12)が終わった今、ロブさまはどんな作品選びをするのか興味津々。まずは本作。デヴィッド・クローネンバーグ監督との次作も楽しみだけど。
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