【試行錯誤の家庭菜園】

無農薬有機栽培をしていますが、「自然農法」に憧れています。

今年のイチジク

2009年06月03日 | 木・実
■無花果(イチジク) 2009年6月3日



無花果 2009年6月3日



我が家のイチジクは、亡き叔父が取り木してくれたものを畑に植えたもので、

植えている事を忘れていたゴリは、そこをミニトラクターで耕してしまった。


その経緯は、前にも書いた事があるが、ゴリは、千切れたイチジクの枝を、

何食わぬ顔で、そのまま土に挿していた。

(シマッタ!叱られる!そう思ったのかも?)


暫くして根っこが生えてきて、挿し木状態ですくすく育ち、

今ではこんなにどっしりした樹に育ち、毎年沢山生っている。



果樹の中で、挿し木で立派に育てられるのは、イチジクだけのようだ。


これは、果樹総論の中で習った事。


他の果樹は、殆どの品種が接木による繁殖法を行なう。



うちの品種は蓬莱柿(ほうらいし)で、とても硬い枝になるので、

桝井ドルフィンの様に、低い位置に誘引して、収穫しやすいように

栽培することは出来ないらしい。



これも、果樹総論の中で習った事。



4回の果樹総論の授業は、私にとったら新しい発見ばかり、

とても勉強になっている。





果樹総論

2009年06月03日 | お知らせ・記録
■平成21年度新規就農者研修( 果樹総論4日目 ) 2009年6月3日



前々回の研修日、2週間前の風景とは全く変わり、

大学から見下ろす田圃の麦も色づいていた。



今日は、今にも雨が降りそうな、どんよりとした空だった。



農大 2009年6月3日



こんな平野に広がる田圃の中に、古びた年代物の校舎がポツンとあり、

その建物の3階で授業は行なわれる。


初夏だというのに、開けっ広げた窓を吹きぬける風は、

毎回の如く、ぶるっと寒さを感じながらの授業だった。



前々回、前回と2回続けて、2時間目の授業が始まった頃、



ダダダダダ・・・・・・・。



大きな機械の移動する音の後に、

農薬の臭いが鼻を衝いた。

農薬散布の実習でもあったのだろうか。



寒さを堪えながらでも、心地よい風は、

一変して、不快感と共に吹き抜けた。



そうだ、今日 農薬散布が行なわれなかったのは、

きっと、このお天気のせいだろう。




ここ、農業大学のある町は、ピオーネと桃の産地で、

大学の周りも、いたる所で栽培している。



↓ あそこの葡萄の棚は、大学の生徒が栽培しているものだろうか???



農大 2009年6月3日



て事で、前置きはこのへんにして…。



■果樹総論1日目(5月11日)・2日目(5月20日)

3日目(5月27日)・4日目(6月3日)全4回分のまとめ。




つづく・・・