■土壌肥料学概論3日目 2009年6月23日
昨夜の土砂降りの雨も直ぐに止み、昼間はこんなお天気。
農大横の、麦の田圃は、先週耕されて、今日は田植えの真っ最中だった。
あまりにも広すぎる田圃も、授業後には田植えは終わっていたが、
水が少ない気もする?
![農大 2009年6月23日](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/d9/71673e26e1ae84a8417c32b6313a907e.jpg)
これが、来週には青々と見違えているんだろうな~。
何だか、農大に行く違った楽しみも見つかり、ふふっ♪
私の席から外を見上げると、↓ こんな感じ。
![農大 2009年6月23日](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/b4/9fcecf7229c87307add20a623b118109.jpg)
◆さてさて、今日の授業 【 土壌肥料学概論 3回目 】 今、畑では・・・と題して。
・養分過剰にしないために
・私の畑の健康は?
・ph、ECによる簡易診断
省力的な施肥法
・全量基肥施肥法
・水稲
・夏秋なす
被覆肥料の利用による施肥量の削減例、
有機物の利用(レンゲ・鶏糞)による注意点等学ぶ。
今畑では、養分過剰による生育不足や、資材の誤った使用が招いた障害がある。
ECが高いと生じる生育障害として、発芽不良や活着不良がある。
・養分過剰による問題
電気伝導度の上昇⇒発芽障害
塩基バランスの不良⇒苦土欠乏、加里過剰
燐酸過剰⇒アブラナ科での根こぶ病
シュンギクの芯枯れ症
大根の葉枯れ症
微量要素欠乏(銅・亜鉛)
・環境汚染の可能性
いずれも、発芽障害等が起こらない限りは、
農家は堆肥の過剰施用による障害であると
気付かない場合が多い
40年前の堆きゅう肥に比べて、今の堆肥(牛糞由来堆肥・鶏糞由来堆肥・
豚糞由来堆肥・非蓄糞系堆肥も…)には、窒素・燐酸・加里・石灰・苦土・灰分
共に含有量がとても多く、特に鶏糞・豚糞由来堆肥を施用している場合は、
石灰分が多いので控えるか、別に施用の必要が無い場合が多い。
![肥料成分](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/e9/bcf79d75aeda280316a165eb58290152.jpg)
『 昔は、石灰をどんどん入れたらいい!という風習だったけど、
今は違いますよ~ 』 と、言われてた。
有機物利用の場合…
肥料に、他の成分がどれだけ含まれているかを考えないといけない。
…らしい。
ていうことで、各自土を持ち込んでの、畑の健康診断~。
私の畑はどうかしら???
ピオーネの畑と野菜の畑の土を持参。
済みません。m(__)m
ホントは1箇所分の土だったらしい。
半分の方々が土を忘れて来てたので、
2箇所診断していただいた。(苦笑)
土を量って、水とシェイクシェイク!
![私の畑の健康は? 2009年6月23日](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/67/d35cd580517417e9fb23a9bfc434cb2c.jpg)
ph・ECメーター(AGRITESUTO)で検査。
※結果
【 ピオーネの畑 】
phは、7.0でイイデスネ!
ECは1.11ds/m 高すぎデス!標準は0.08~0.15らしい。
![私の畑の健康は? 2009年6月23日](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/81/da0b0cbe3d384c2972e53dda71ede6d3.jpg)
【 野菜の畑 】
phは、7.2 でまあイイデスネ!
ECは 0.2ds/m 追肥をすればまあ良いデショウ!
野菜畑には、石灰を何年も全く入れていないのに、微アルカリ性なんだぁ~。
びっくり!
phの適正化、1下げるのに5~10年では下がらないらしい。
土壌肥料学概論の勉強は今日でお仕舞い。
ここには、追記するかも?
次回の勉強は、いよいよ、果樹各論に突入~!
昨夜の土砂降りの雨も直ぐに止み、昼間はこんなお天気。
農大横の、麦の田圃は、先週耕されて、今日は田植えの真っ最中だった。
あまりにも広すぎる田圃も、授業後には田植えは終わっていたが、
水が少ない気もする?
![農大 2009年6月23日](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/d9/71673e26e1ae84a8417c32b6313a907e.jpg)
これが、来週には青々と見違えているんだろうな~。
何だか、農大に行く違った楽しみも見つかり、ふふっ♪
私の席から外を見上げると、↓ こんな感じ。
![農大 2009年6月23日](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/b4/9fcecf7229c87307add20a623b118109.jpg)
◆さてさて、今日の授業 【 土壌肥料学概論 3回目 】 今、畑では・・・と題して。
・養分過剰にしないために
・私の畑の健康は?
・ph、ECによる簡易診断
省力的な施肥法
・全量基肥施肥法
・水稲
・夏秋なす
被覆肥料の利用による施肥量の削減例、
有機物の利用(レンゲ・鶏糞)による注意点等学ぶ。
今畑では、養分過剰による生育不足や、資材の誤った使用が招いた障害がある。
ECが高いと生じる生育障害として、発芽不良や活着不良がある。
・養分過剰による問題
電気伝導度の上昇⇒発芽障害
塩基バランスの不良⇒苦土欠乏、加里過剰
燐酸過剰⇒アブラナ科での根こぶ病
シュンギクの芯枯れ症
大根の葉枯れ症
微量要素欠乏(銅・亜鉛)
・環境汚染の可能性
いずれも、発芽障害等が起こらない限りは、
農家は堆肥の過剰施用による障害であると
気付かない場合が多い
40年前の堆きゅう肥に比べて、今の堆肥(牛糞由来堆肥・鶏糞由来堆肥・
豚糞由来堆肥・非蓄糞系堆肥も…)には、窒素・燐酸・加里・石灰・苦土・灰分
共に含有量がとても多く、特に鶏糞・豚糞由来堆肥を施用している場合は、
石灰分が多いので控えるか、別に施用の必要が無い場合が多い。
![肥料成分](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/e9/bcf79d75aeda280316a165eb58290152.jpg)
『 昔は、石灰をどんどん入れたらいい!という風習だったけど、
今は違いますよ~ 』 と、言われてた。
有機物利用の場合…
肥料に、他の成分がどれだけ含まれているかを考えないといけない。
…らしい。
ていうことで、各自土を持ち込んでの、畑の健康診断~。
私の畑はどうかしら???
ピオーネの畑と野菜の畑の土を持参。
済みません。m(__)m
ホントは1箇所分の土だったらしい。
半分の方々が土を忘れて来てたので、
2箇所診断していただいた。(苦笑)
土を量って、水とシェイクシェイク!
![私の畑の健康は? 2009年6月23日](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/67/d35cd580517417e9fb23a9bfc434cb2c.jpg)
ph・ECメーター(AGRITESUTO)で検査。
※結果
【 ピオーネの畑 】
phは、7.0でイイデスネ!
ECは1.11ds/m 高すぎデス!標準は0.08~0.15らしい。
![私の畑の健康は? 2009年6月23日](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/81/da0b0cbe3d384c2972e53dda71ede6d3.jpg)
【 野菜の畑 】
phは、7.2 でまあイイデスネ!
ECは 0.2ds/m 追肥をすればまあ良いデショウ!
野菜畑には、石灰を何年も全く入れていないのに、微アルカリ性なんだぁ~。
びっくり!
phの適正化、1下げるのに5~10年では下がらないらしい。
土壌肥料学概論の勉強は今日でお仕舞い。
ここには、追記するかも?
次回の勉強は、いよいよ、果樹各論に突入~!