『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

ウェルチ死す・・・

2023-02-17 10:12:40 | 映画

散歩路にあって
楽しみの一つとしていた
「ツタヤ・ブラウジング」が
閉店とともに出来なくなって、
今もって残念でしかたがない。

広大な更地を見るたびに、
早く、より大型に進化した
書店が建ってくれないかと、
願うばかりである。

いつもは新刊コミックコーナーで
買っていた『クッキングパパ』だが、
そんなんで、買い漏らしていたのを
Amazonに注文した。

そしたら、
新刊の『七つ屋』と
『あたりまえの贅沢』もあり、
ついでに注文した。

*

日曜まで「私的五連休」なので、
悠々自適に古楽器製作に
いそしんでいる。

ツゲの柾目の角材から
バンドソーで引き割りし、
板材を接合後に1.5㎜まで均し、
初めて表面板としてみた。

自家製材だと
市販のスプルース材の
1/10の価格で、
同程度のクオリティが得られた。

買い集めていた
ローズ(薔薇窓音孔)の
マッチングを見て、
初めて職人に依頼した
「組み紐」を採用することにした。

柔らかい素材なので、
瞬間接着剤で硬化させ
重しでプレスして
真っ平らに仕上げた。

サウンドホールの周囲には
『へリングボーン』の
インレイ(象嵌)を施した。

音孔をあけたら、
子どもの卒業証書の丸筒に
サンドペーパーを貼り付けて
グリグリとまわしながら
平滑に均した。

*

一昨日、
ルーター・テーブルを
自作したので、
それの二次利用として、
表面板に力木を接着する際の
竹プレスの天板に用いた。

竹のバネ力は
天板が持ち上がるほど強いので、
上には重しを乗せるほどだった。

*

裏板は三種の木で
ストライプにし、
古楽器らしい装飾にした。

2010年に始めた頃の
リューティエ・エチケット
(製作者ラベル)
が数枚残っていたので、
久しぶりに年号だけ変えて
使ってみることにした。

当時は、
「ナッちゃんパパ」
というハンドルネームを
ネットで多用していたので、
それを用いていた。

カットには、
スペインの『セゴビア橋』を
用いている。

*

工房内に
二本のルネッサンスギターが
並んでいるが、
もうじき三本目も完成する。

まだ、売りに出すには
時期尚早なので、
しばらく弾き込んで、
音が熟れてから
「中古品」として
出そうと思う。

製作を始めた頃、
パリコンで世界一になられた
マエストロ・リューティエの
桜井さんと食事する機会があり、
その折、持参した色紙に
懇願して一筆書いて頂いた。

「鑿(のみ)持つのは得意だけど、
筆持つのは、苦手だなぁ・・・」
と、筆ペンに苦笑しながら
格闘されておられた(笑)。

お世辞にも
達筆とは言えないが(笑)、
世界一のリューティエの
お言葉だけに、まさに、
楽器製作の要諦をお書き頂き、
有難く飾られて頂いてる。

*

モンローと並ぶ
セクシー女優の
ラクウェル・ウェルチの訃報が
載っていた。

82歳の高齢だから、
ラクウェル婆さん
けっこう長生きしたんだ。

恐竜映画での
グラマラスなビキニ姿で
世の殿方の度肝を抜いたのは
半世紀も以前のはなしである。

 

 

 

 

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♪ ぼくの名前は、ランボ~ ! ♪

2022-12-21 08:00:54 | 映画

明日で2学期の勤務も終わり、
3週間の冬休みだが、
きのう、きょう・・・と、
オフ日なので、
“プレ冬休み”気分で
まったり過ごしている。

ソーちゃんの「棋王戦」を
見逃すという痛恨のエラーを
してしまったので、
YouTubeに海外からアップされた
中継録画で終盤の1時間を
結果を知った上で
安心して観戦した(笑)。

 

棋譜の上では、
先手とは言え、
凄まじいばかりの「猛攻」で、
さすがの天彦・元名人も
一方的にやり込められていた。

最後は、王様までが
最前線に繰り出して
一兵卒のように戦うという
奇襲を見せ、これには、
解説陣も驚嘆していた。

【攻撃は最大の防御】
という箴言を
まざまざと見せられた
快勝の一局だった。

27日の同じカードは、
いよいよ勝った方が
「棋王」タイトル挑戦者になる。

渡辺棋王に対しては、
ソーちゃんはタイトル戦全勝なので、
文字通り、次の一局に
「六冠」到達が懸っている。

*

BSで録画した
『ランボー ラスト・ブラッド』を
真っ昼間に遮光カーテンで
劇場のようにして、
ステレオ・アンプのバスを効かせて
サラウンドの大音声で観た。

ウィキによれば、
2019年の「R15+指定」で、
なるほど、冷酷・非道・残虐な
暴力シーン満載だった。

2008年の
『ランボー/最後の戦場』で、
もう“打ち止め”と思ってたが、
今度も、また「ラスト・ブラッド」
として“閉店セール”だもんねぇ・・・(笑)。

・・・でも、ランボー・ファンとしては、
やっぱ、見ちゃうけど・・・(笑)。

ヒロインの女の子は
あまり有名な女優ではないようで、
チリ人とメキシコ人のハーフだという。

公開時73歳にもなった
ランボーは、劇中でも、
悪党たちから、散々、
「おじいちゃん・・・」
として、いたぶられる。

チンピラ売春組織が
ランボーが愛娘のように
可愛がっていた子を拉致して、
シャブ漬け売春婦にし
殺してしまったから、
その怨嗟の念は炎となる。

悪党たちを
スプラッターかホラー映画並みの
残虐手段で復讐していく。

チンピラの頭目はじめ
おバカな連中が、
百戦錬磨のランボーが仕掛けた
トラップ満載の地下トンネルに
誘われて入っていく様は、
さながら『ゴキブリホイホイ』に
自ら突進していくように見えて
笑ってしまった。

高々5台の車で
せいぜい25人ほどの徒党だって、
ちょうど『ゴルゴ13』に
決闘を挑むようなもので・・・(笑)。

片や一個師団をも
一人で壊滅させるランボー相手に、
進んで殺されに行くようなものだが、
そこはそれ、視聴者も愛する者の仇を
どうやって討ってくれるか・・・と、
サディスティックなカタルシスを
楽しむ仕掛けなのである。

ランボー・シリーズも
「これが最後・・・」
と言いながらも
5作も作ってしまったので、
こうなったら、
ヨイヨイのランボーが
悪党戦争屋やDSを潰滅させる
痛快な一作があってもいいかも・・・(笑)。

*

アマゾンから
着道楽のテキストにしている
『サルト・フィニート』の
新刊が届いたので、
映画鑑賞のあと、
まったりと楽しんだ。

ドクター・エピソードでは
手塚治虫へのオマージュなのか、
ヒョウタンツギが出てきたり、
『ブラックジャック』の名言が
引用されたりして面白かった。

4シリーズ目になるが、
60冊を越す全巻を書棚に収容し、
事あるごとに読み切りエピソードを
ランダムに楽しんでいる。

*

毎週水曜はディナー・フレンチを
作ってはカミさんに振舞っている。

昨晩は、
『フリット・ド・マクロー』
(揚げ鯖のカボチャソース)と
『トルテ・ド・プーレ』
(鶏のパイ包み焼き)の
二品をこしらえた。

プーレ(鶏)は
フードプロセッサーで
ミンチにして用いたが、
セル(塩)が少しきつめで、
文字通り“しょっぱい”出来に
なってしまった。

やはり、毎日は作らない
シロートの哀しさで、
「塩梅」がピタリと決まらない事が
時折ある。

ほんでも、
【失敗は成功の母である】
ので、作り続ける事以外、
上達や極めるコツはない。

 

 

 

 

 

 

 

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源ちゃん死す!!

2022-12-13 08:30:55 | 映画

 

きのうは
フルタイム出勤だったが、
風邪も癒えたかのように
一日、無事勤め果せた。

やれやれと帰宅して、
ホッとして入浴したら、
なんだか気分がわるくなり、
夕食前にもかかわらず
アクエリで補液しながら、
糖分を摂取しようと
バウムクーヘンやら煎餅なぞを
急いで詰め込んだ。

夕飯前には
オナカがくちくなっていたが、
カミさんが土鍋に
ホタテ雑炊をこしらえたので、
一碗ほど平らげた。

水分と糖分がカラダに廻った頃合いに
体調も復調したが、
風邪模様の怠さが出たので、
食後はすぐに床入りして就寝した。

寝汗やら関節痛やらで
寝心地はよくなかったが、
どうにか、今朝の目覚めは
まずまずで、今日の出勤は
叶いそうである。

寝込むほどの風邪ではないものの、
だましだまし体調を整えての
毎日なので、
「入浴」くらいの汗をかく
生理的変化でも、
気分がわるくなるんだなぁ・・・と、
老体の脆弱さを身をもって知った。

*

職場に履いていった
ゴムパンが緩くなったので、
バンドをすべく
バンド留めのほつれを
太い糸で修復した。

以前には、
お尻が破れて
塗い合わせたばかりである。

楽器作りや
ドア補修なぞをやってるから、
このくらいの作業は
「お茶の子さいさい」ではある(笑)。

*

きのうは帰宅したら、
アマゾンに注文してた
『大正の献立』が届いていて
嬉しかった。

マイナー作家の作品で
ベタな話ながら、
どこかハートウォーミングな
アイレ(雰囲気)なので、
“癒し系”コミックとして
愛読している。

ゆんべも
ちょうど具合が悪かったので、
寝入るまでの
“枕灯の友”となってくれた。

*

パイロット養成物の
連ドラ『舞あがる』は、
今まさに、訓練期間の場面で、
かつてパイロットに憧れて、
『航空大学』に行こうかと
思っていた高校時代を
懐かしく思い返している。

50年前からある
宮崎の航空大学は、
当時、東大に匹敵するくらいの
超難関校で、物理Ⅱと数Ⅲまで
入試にあるバリバリの理系だった。

それと、
視力「1.0」以上という
規定があったので、
すでに近眼鏡をしていた自分は
受験資格もなかった。

*

蛾次郎さんが亡くなった。

・・・と言うより、
『男はつらいよ』の寺男で
寅さんの子分の
源ちゃんが
死んじゃった・・・
という感じである。

・・・それにしても、
山田 洋二監督や
倍賞 千恵子は
元気で長生きだなぁ・・・。

そーいや、源ちゃんも、
お風呂場で死んだんだぁ・・・。

冬場の年寄の入浴は、
ほんまに慎重にせんと
あかんなぁ・・・。

*

ゆんべは
具合が悪くて
完成した楽器にさわれなかったので、
今朝方、ストラップ用の
テールピンを装着し、
二晩寝かせた弦を弾いて
「整音」作業をした。

ブリッジ側で「弦高」を調節し、
爪を切って「指頭」奏法で
どんな音が鳴るのかをも
試してみたが、
「シャントレル」(1番弦)は、
弦を張りたての時よりも
ずいぶん鳴るようになって安心した。

もすこし、安定したら、
簡単なピースを弾いて
『LM』(リュートマラソン)にも
アップもしてみたい。

*

ブリッジには、
既製品のインレイ(象嵌)材と
ムスターシュ(ひげ)という飾りと
フロッグ・アイ(蛙の目玉)という
飾りを付けてみた。

オリジナルのインレイも
よく見ると
「目玉」のモチーフを
デフォルメしたような感じである(笑)。

 

 

 

 

 

 

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うれしい発見!!

2022-12-06 08:41:28 | 映画

 

わが賜びし生まれ日つもり
  今日われを
   六十五歳とならしめ給ふ

 今日のいのち
  令和四年六十五のわが生まれ日を
   賜はりにけり

           飄 水 

・・・思えば、遠くへ来たもんだ・・・
ではないが、
ほんとに、あの重症の喘息少年が
よく、ここまで、
生き永らえてこれたものである。

 われ生かされて
  生くるあり

・・・と、感慨深い。

「青春、朱夏、白秋」を過ぎて、
今日をして、文字通り、
人生の最終章「玄冬」の
始まりである。

乳幼児期、学童期、思春期、
青年期、成人期、壮年期・・・と、
人生の3/4を生きて、
最後に到達したのが
老年期である。

亡父は71歳で没したので、
それに倣えば、
あと6年の命である。

父方、母方の両祖父母は
みな長生きで、
最長は母方祖母の98歳。

父方祖父が94歳。
父方祖母は86歳。

老母は90歳。

・・・なので、
その長命系の遺伝子が発現すれば、
あと20年もの余命がありそうだが、
さほどに長生きしたい
とも思ってはいない。

「老い」の悲哀、辛さ、
というのも有るからである。

後期高齢者は「75歳」のようだが、
SCの定年がその年齢なので、
そこまで勤め上げれたらいいなぁ・・・
という、漠然たる理想と願いはある。

その時、
初孫のリク坊は
12歳の小6になっている。

ナッちゃんや、アキからも
新たに孫が
誕生するかもしれないし・・・。

それは、それで、
楽しみでもある。

 

 

兎も角も、
もう、還暦を過ぎてからは、
流行りに乗って
「終活」みたいなものも
ぽちぽちと進めており、
身辺整理や遣り残した事を
こつこつとやっている。

大災禍であった3.11を
無事生き抜く事はできたが、
このコロナ禍では
未だどうなることか、
生き抜けられるのか、
定かではない・・・。

感染症、戦争、政治経済混乱、
という「乱世」のような今は、
通過儀礼の「産道」のようなものと
考えているので、この後の
新しい世界の「誕生」を
この目で見たい、感じたい、
という欲望はある。

*

 

自分への誕プレに
アマゾンに何冊か
書籍類を注文したうちから、
きのうは『ゴルゴ』と
『丸かじり』が届いてくれた。

入浴、夕飯を済ませ、
電気毛布の床に入って
ぬくぬくとこれらを読んでると、
しみじみとした多幸感を
抱くことが出来た。

*

 

プチ・マイブームである
『Dr.コトー』の再放送は
平日の毎日を楽しませてくれている。

先日は、
心に思慕している
アヤカの入院先を見舞うのに、
コトーが廊下を行きすぎるシーンに
「あっ!!  寅さんだーっ!!」
と、驚きの発見をしてしまった。

アヤカを見つけて
少年のように嬉々として
手を振ったり、
「来ないでください」
と言われてたのに
「来ちゃった・・・」
と、無邪気に言うシーンも
まるで寅さんのようだった。

名優・渥美 清と
名監督・山田 洋二が
『男はつらいよ』で
手塩にかけて育ててきた
吉岡 秀隆の面目躍如の
三枚目シーンだった。

 

 

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