『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

夢のピアノ・リサイタル

2025-01-27 06:38:36 | 音楽

 


きのうの王将戦第二局は、
先手のソーちゃんが
先手番を順調にキープした。

これで、ワンブレイクの
「2-0」となり、
防衛には優位に立った。



対局前の茶の振る舞いには
伏見稲荷の巫女二人により
厳かに供された。

三者が呼吸を合わせて
互礼する場面は
日本的な美しさが
清々しかった。

棋戦の観戦では
伝統伎芸に就く棋士の姿も
見処の一つである。

「ソータの七礼」には
入室礼・茶礼・初礼・駒並べ礼・
開始礼・感謝礼・投了礼……とある。

いずれも
羽織を着装しての礼なので
奥床しく古式に則っている。

棋歴は米国建国の歴史よりも長く、
アメリカナイズされて何かと
軽薄短小な風潮の現代で
重厚長大な日本文化として
今も息づいている。

****

きのうは、
棋戦の棋譜をスマホで見ながら
ショパンの遺作『ノクターン20番』の
譜読みをした。

短かな序奏のあとに奏でられる
リリカルなトリルのメロディーは
ドラマや映画でもよく聴く。

『戦場のピアニスト』では
テーマ曲にもなっていた。

*

『ノクターン1番』変ロ短調も、
出だしっから、哀愁を帯びた旋律が
心を虜にする。

技術的には、
左手の6連符に
右手の11連符を合わせるのが
大変だった。

ちゃーんと
両手が独立してないから、
字余りの音符に対応できない。

思案のあげく、
4+3+4で、真ん中を三連符にして
ルバートをかけて誤魔化したら
巧く切り抜けられた。🤣

*

ついでに、耳に、馴染みのある
『ワルツ』Op.69も譜面だけ
ダウンロードして、これから、
手掛けようと思っている。

*

ヘンデルのチェンバロ曲
『パッサカリア』の一つの変奏を
リリカルにアレンジした曲も
試し弾きしている。

これは、チェンバロでも
やってみたが、
なかなか佳かった。

*

なんだか、最近では、
すっかり、ピアノが趣味のように
なってきたみたいだ。

20曲ばかり暗譜できたら、
また、下手なりに
音楽堂で『発表会』でも
やりたくなるかもしれない(笑)。

3年後までの『古希こきリサイタル』の
4シーズンを終えて、
まだ、生きてたら、
『アラセブン爺様ピアノ発表会』
でも、やるべえか・・・(笑)。🤣

そしたら、もちっと、
練習に力が入るかもしんない・・・。


『暫定プログラム』

メヌエット クリューガー
パッサカリア ヘンデル
インベンション1&13 バッハ
ソナチネ モーツァルト
エリーゼの為に ベートーヴェン
悲愴「三楽章」 ベートーヴェン
テンペスト「三楽章」 ベートーヴェン

前奏曲7番 ショパン
雨だれ ショパン
別れの歌 ショパン
ノクターン20番 ショパン
ノクターン2番  ショパン
ワルツ ショパン
別れのワルツ ショパン
幻想即興曲 ショパン

アンコール
『風の谷のナウシカ』




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