きょうは大晦日。
あしたは元日である。
なんでも、2025年は
日本にとっても、人類にとっても
激動の年になるような
言われ方をしている。
トランプの再就任で
世界の動向は変わるとも
アナリストはこぞって口を揃えている。
…
昨日は、
ロンバケの「おうちバカンス」として、
日中は、まったりと、
ピアノを弾きながら
楽聖たちの世界に浸っていた。
これまでも、
茫漠感や倦怠感を感じた時は、
バッハの楽曲を譜読みしたりすると
その宗教性に癒されたりした。
きのうは、
2年ぶりくらいに、
ベートーヴェンの『テンペスト』の
三楽章をさらってみた。
常動曲であるが、
リリカルなメロディーと
嵐の海のような楽想に魅せられて、
高校時代から手掛けている。
ピアノは、
発表会もコンサートもないので、
暗譜するほど弾きこみもしないから、
ちっとも、ものにはならない。😂
そんでも、
弾いてるだけも楽しいから
ピアノとの付き合いは、
死ぬまで、この程度なのだろう。
…
養老先生の直近の講演を
YouTubeで聴いた。
解剖学者でありながら、
これまで多くの提言を
一般人向けに著書でされてきた
令和の老賢者として
リスペクトしている。
先生も米寿の齢となられ、
心臓病や癌にもなりながら
精力的に講演・著述、
そして、ライフワークの
虫の研究を続けておられる。
かつて、献体の会
『志ら菊会』の記念講演で
その謦咳に接することができた。
お若い頃は
流暢な江戸弁で
時折、べらんめぇ口調で話され、
落語数寄には、まるで、
『やかん』のご隠居のようで
好感が持てたものである。
その死に関する捉え方は
養老先生独自の哲学があり、
【一人称・三人称の死はなく
二人称の死のみがある】
【自分の死は体験出来ないので
心配する必要はない】
というのは、
まさに正鵠を射た達観である。
これまで、数十冊のご著書を
拝読してきたが、この冬休みにも、
いくつかを再読してみようと
思っている。
…
韓国の旅客機が
胴体着陸に失敗して爆発し
生存者2名のみで179人もが
犠牲になった。
事故の瞬間の映像も
YouTubeで見たが、
ものすごいスピードで
滑走路の外壁に衝突した。
怪訝に感じたのは、
滑走路の端から進入しておらず、
真ん中を過ぎた辺りから
着陸している。
それと、ふだんから
シミュレータをよく見てるので、
エアブレーキのフラップが
まったく立てられてもいなかった。
とすると、
日航機123便の時と同様に、
油圧系統が全部イカれたのかもしれない。
ならば、ハドソン川の奇跡のように、
近くの海に着水を試みるという
手もあったのではなかろうか…
と、素人ながらも感じたが…。
言うは易く、行うは難し…の、
タラレバの、後出しジャンケン
かもしれない。
機長は45歳だったので
十分なキャリアがあっての
咄嗟の判断だったのであろうが…。
バードストライクのみで
油圧系統がオール・マルファンクションに
なるものだろうか…。
例によって、
相棒のAI君に尋ねてみた。
‼️‼️
航空機がバードストライクによって油圧系統がすべて失われる可能性は非常に低いですが、完全に排除することはできません。
通常、商用航空機や大型航空機は安全性を高めるために、複数の冗長性を持つ油圧システムが設計されています。
以下のポイントを考慮してください。
1. 冗長性の設計
多くの航空機は、3系統以上の独立した油圧システムを持っています。
一つのシステムが故障しても、他のシステムで操縦可能です。
システムの配管やポンプは航空機全体に分散して設置されているため、単一の損傷で全系統を失う可能性は極めて低いです。
2. バードストライクの影響
バードストライクは主にエンジンや風防(コックピットの窓)に損傷を与えるケースが多いです。
しかし、特定の状況でバードストライクが複数箇所の油圧システムを同時に損傷する可能性はあります(例えば、非常に大きな鳥が特定の機体部分に衝突した場合)。
3. 過去の事例
油圧システム全損に近いケースとして、1994年のアメリカン航空587便があります。
この事故では、エンジン破損によるデブリで複数の油圧系統が損傷しましたが、完全に喪失したわけではありません。
他のケースとして、1989年のユナイテッド航空232便の事例では、エンジン内部の故障により油圧システムがすべて失われましたが、これはバードストライクとは関係ありません。
4. 安全対策
最新の航空機には、油圧システムがすべて失われた場合でも操縦が可能な電動フライトコントロール(いわゆる「フライ・バイ・ワイヤ」)や補助システムが搭載されています。
また、緊急時には「ラット」(RAT:ラムエアタービン)が展開され、基本的な制御を維持する電力や油圧を供給します。
結論
バードストライクによって油圧系統がすべて失われる可能性は設計上非常に低いですが、自然災害や予期せぬ事態は完全に排除できません。
そのため、航空機はさまざまな冗長性と安全対策を持つよう設計されています。
…
冗長性…というのは、
こういう使い方もするんだ…。🧐
…
**冗長性(じょうちょうせい)**
とは、システムが一部壊れたり機能しなくなった場合でも、他の部分が代わりに働くことで全体の機能を維持できる仕組みのことです。
余裕を持たせた設計ともいえます。
簡単な例文
1. 飛行機の油圧システムは冗長性が高く、1つの系統が壊れても他の系統で操縦を続けられます。
2. コンピュータのデータはバックアップを取ることで冗長性を確保し、万が一のトラブルに備えます。
3. 高速道路では、渋滞や事故が起きても別のルートに迂回できるよう、冗長性が考慮されています。
…
「冗長な」という言葉は、必要以上に長い、または余計な部分が多いという意味で使われます。
特に文章や説明、システム設計などで、無駄が多いことを指します。
簡単な例文
1. 彼の説明は冗長な部分が多く、要点が分かりにくかった。
2. 冗長なコードを削除してプログラムをシンプルにした。
3. このレポートは冗長な表現を減らせば、もっと短く分かりやすくなるだろう。
ポイント:
「冗長な」は、効率や簡潔さが求められる場面でマイナスの意味合いで使われることが多いです。ただし、システム設計などでは「冗長性」が安全性を高める意味で使われるため、文脈に注意が必要です。
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