『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

還暦の手習い

2018-11-07 06:06:00 | 趣味
不登校と小児喘息で
ろくろく小学校に
通っていなかったので、
書く字が小学「半」年生
(1年生の半分?)ていどの
拙さ、汚さである。

そんなんでも、
18年も教師として
板書をしたり通知表や
指導要録を書いていた。

なので、
積年のコンプレックスと
対峙するのに
還暦の手習いで、
ヨウツベ(You Tube)の
ペン字講座を毎日見ながら
稽古に励んでいる。





六十過ぎて
「雨」やら「田」なぞを
懸命にお稽古している自分が
なんだか可笑しくもある。

でも、きのうは
アートセラピーをやっているJCから
「きょうは何やるの?」
と言われて、
「そいじゃ、キレイな字の書き方
やってみよか」
と一緒に黒板を使って
「あいうえお」からやってみた。

やはり、
その子の我流で幼い字体を
大人字に見せるコツを伝授したら、
たちまち修得して、
本人もその変貌ぶりに
驚いたり、感激していた。

なので、
とうぶんセラピー・ツールとしても
手習い稽古が役に立ちそうである。





わざわざ山に
紅葉狩りに出かけずとも
通勤中に目を引かれる
スポットがいくらもある。

城跡公園の楓が
見事な緋色を
お堀に映していた。

午後から
山本不動尊近くの家への
アウトリーチ(訪問支援)だったので、
自然公園まで足をのばして
錦織りなす晩秋風景を
堪能してきた。





ギター製作に比べて
リュートは、
ボウルバックという
裏の丸い形をつくるのに
笹型に切り出したリヴ(木片)を
貼り合わすという難しい技術がいる。

これを隙間なく
キレイな洋梨型に成形するのは
製作でいちばんの手間と難所である。

マホガニーという茶系色と
メープルという白系色とを
交互に貼り合わせると、
「バロック風」に仕上がる。

それに合わせて、
ネックの裏側にも
キチガイ(木違い)で
装飾したりする。

リュートに憧れる
ギタリストは少なくないが、
複弦調弦の煩雑さや
バロックリュートの
「ニ短調」調弦という独特の
合わせ方に尻込みして
敬遠されている。

なので、
オリジナル古楽器として、
単弦でギターと同調弦で
ヴァィスやバッハなどの
リュート曲が弾ける楽器を製作して
ヤフオクに出品してみたら、
すぐさま落札された。

1本は試しに
アメリカ杉材の表面板に
薄くニス塗りしてみたが、
音が今ひとつだったので、
それを剥離して、
所々にニス跡が残ったまま
「ヒストリカル」仕上げとして
出品したが、これも落札された。

黒檀や漆仕上げを模して
黒ラッカーを8回吹きかけて
鏡面仕上げにしたモダン仕様も
落札して頂いた。

多弦ギターが
50万以上するので、
こんなナンチャッテ楽器でも
5万くらいなら
飛ぶように売れてしまう。

ただ、
曲げ貼りが難しいので
量産できないのが
難点ではある。






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