『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

鮨喰い初め

2023-01-12 08:47:20 | 食べ物・飲み物

きょうから
いよいよ三学期の
「仕事始め」である。

三月までの
三か月間、体調良く、
コロナにも罹らず
無事、今年度を
勤め上げたいと願っている。

なので、いつもより
1時間早く出て、
Tちゃん先生の教会で
「仕事始め」の「お願い」の
お届けをさせて頂く。

*

きのうは、
自分にとっての
冬休み最後の日だったので、
久しぶりに、英気を養うために、
行きつけのお鮨屋さんで
舌鼓を打ってきた。

平日だったこともあり、
12半過ぎに到着し、
1時半頃までゆっくりさせて頂いたが、
他のお客さん方は早々に切り上げ、
大将、女将さん、若旦那と
歓談させて頂いたのは、
カウンセラーにとっての
セラピューティックなひと時だった。

*

新年初の「鮨喰い初め」は、
いつもの如く
小鰭(コハダ)から。

ほどよく〆られて
二枚づけで供されたが、
お節の既製品のものとは
さすがに一枚も二枚も
違って極上だった。

続いては、
鮍(カワハギ)の
肝乗せ。

 

淡泊な白身に
肝のコクが相まって
鋳込んだ分葱と共に
懐石の逸品のようでもあった。

「白身好き」なので、
平目の縁側も
握って頂いた。

コリコリとした食感と
脂の乗った処が身上である。

そして、中トロ。

口中でハラリと酢飯がほどけ、
本鮪の旨味と融合するのは、
まさに鮨喰い冥利に尽きる。

 

煮物の穴子は
炙った苦みが
味を引き締め、
妙なる香りが鼻孔を抜けて
得も言えぬ陶酔感をもたらした。

〆は山葵入のり巻に
玉子焼き。

わざわざ
焼いて下さり
温くぬくで供された。

水菓子を口直しに頂いて
至極の一人前であった。

*

「魚」編に「旨い」と書く「鮨」は、
『江戸前ずし』とも言う。

昭和の名人
古今亭志ん生曰く
「鮨は、腹いっぺぇ喰うもんじゃねぇ」
とのこと。

生粋の江戸っ子の
「粋」なのであろう。

平成の名人
立川談志も言う。
「腹一杯っていうのは、下品だねぇ・・・」

どちらも、戦中派で
「飢え」を体験している世代だが、
それでも、江戸っ子の「美学」でもある
「痩せ我慢」を良しと言ってみせた。

飽食の時代で、
肥満、生活習慣病が蔓延し、
身に覚えがある自分にとっては
傾聴すべき箴言と捉えている。

*

齢八十になられたという
温厚な大将の手づから
年始の「縁起物」を頂戴した。

こちらも
持参した自家製CDを
お贈りしたら、
女将さん共々、
たいそう喜んで頂いた。

*

近所の電柱に貼られていた
書付が、美しい楷書体だったので、
さっそくプリントアウトして
臨書の手本とした。

街歩きをして、
このような素敵な書体を
見つけるたびに
歓喜しては「集字」を
楽しんでいる。

*

『週刊新潮』が
三週連続で「ワクチン問題」を
採り上げて、ネット内でも
話題になっている。

接種後に亡くなった
1900名もの中から
「遺族会」も出来始めているようで、
ネットでも炎上しつつあるが、
それを察知して
デマ太郎「ワクチン相」は、
誹謗中傷・デマについては
「訴訟する」と恫喝にかかっている。

しかも、言うに事欠いて、
「自分は『運び屋』に過ぎない」
とのことである。

こんな人物が
次期「首相候補」だとしたら、
自民党はオワッている。

N党党首の決めゼリフじゃないが、
「自民党をぶっ壊せ!!」
である。

『新潮』のみならず、
『サイエンス』の科学論文や
京大のウイルス学の博士たちの
サイエンティフィックな論説を
聴くにつけ、
『エイズ薬害問題』以上の
社会問題になるのではないか、
と懸念される。

それでも、
お上は「任意接種」を盾に
「責任逃れ」するか、
「すみませんでした」で
「済ませる」つもりかもしれないが、
仮に集団訴訟となっても
数十年の歳月がかかる事案になって、
遺族や後遺症で苦しむ人たちの
無念の思いは、すぐには
報われないかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 


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