毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。
カミさん共々、
明日から始業式なので、
夏休み最後のお出掛けをした。
当初、
仙台まで行く予定だったが、
途中で根性がなくなり
白石蔵王でUターンしてきた(笑)。
日中は35℃の猛暑日だったので、
車内に刺す日差しは
チリチリと熱いくらいだった。
帰りは
高速の国見PAに
久しぶりに寄って
好物の「笹団子」を買ってきた。
高台からは
福島市が眼下に眺められ、
かつて、仙台から東北本線で
帰福する時に、まるで飛行機が
ランディングするみたいだなぁ・・・と、
感じたのを思い出した。
帰宅したら、
アマゾンから愛読している
『瑠璃ちゃん』の最新刊が
届いていて嬉しかった。
さっそく、
ベッドに転がって
笹団子を頬張りながら
まったり気分に浸れた。
作品中に、
カレーライス用に
李朝のスプーンを用いる、
というシーンがあり、
興味が惹かれた。
ヤフオクで調べてみたら、
≪李朝末期・黄銅匙(スッカラ)7本≫
という130年前のが
8.000円で出品されていて
食指がピクリと動いた。
バラ売りで
1本1.500円というのもあり、
落札しようか迷っている。
DIY精神で、
うちにある大型スプーンを
アンビル(金床)と金槌で
叩き伸ばして平にし、
柄をグラインダーで
細く削ってみようかしらん、
ともマジで考えた。
失敗してから
買ってもいいかもしれない。
半年ほど
伸ばしたまんまだった
髪を切ってきた。
散歩コースにある
近所の千円床屋である。
この夏、
思い切って坊主頭にして
修行者気分、中坊気分を
味わってみよーかと
ふと思ったが、
大学の同級生ノリピーに
「ぜったいダメーッ!!」('乂')
と止められて、
思いとどまって
超短髪に留めておいた。
いちおう分け目は出来るが、
かなり短くした方である。
来年のファイナル・リサイタルには、
大学ん時の同級生が
プチ同級会がてら
幾人かが来てくれるというので、
当時のように
昭和ロン毛スタイルにしようかと
考えている。
***
散歩道で
今度はコオロギがひっ潰れていて、
アリに解体されて、
せっせとパーツが運ばれていた。
帰宅後、
学名をググッてみたら、
Grylloidea(グリロイデア)とあった。
英語では、
ディズニーアニメの
キャラにもなってる
cricketである。
昨日は
だいぶ凌ぎ易かった。
とはいえ、
前々日には38.4℃という
狂気の猛暑日があって、
ジェットコースター寒暖差に
またしても自律神経がやられて
プチ風邪症状の体痛と
耳鳴りがしている。
今日、明日も
35℃を越えるという。
また、
冷房と暖房の中を
行ったり来たりで、
体内のジジイ・システムは
勘弁しちくり~!! ヾ(*。>◇<)ノ
になりそうだ。
夏太りするくらい
栄養と駄々羅寝で
睡眠は足りている。
散歩や筋トレも続けているが、
±10℃の寒暖差変化だけは
この実地環境でしか
トレーニングしようがないが、
体の方がネをあげている。
10代、20代ならいざしらず、
60代なのである。
ジジイには過酷な夏だ。
やるべき仕事もあるし、
ルーティンもある。
今月末は、
ソータの棋戦が
目白押しである。
昨日は、
注目の公式戦初の
最強女流四冠との対戦だった。
これには、
マスコミも飛びついて、
各局のワイドショーでも
野次馬的に取り上げられていた。
里見四冠は先頃、
年齢制限で奨励会退会となり、
プロ編入試験も受けないという
会見をして話題になった。
奨励会の過酷な三段リーグを
何期(年)もかけて25才までに抜けて、
四段になって
初めてプロ棋士と称される。
女性で最高位の三段まで到達したが、
結局は四段になれず、
別枠組みの女流界に
専念することになった。
かたやソータは、
奨励会を13才で
「一期抜け」という
超エリートである。
そして、
最年少七段で
棋界歴代1位の勝率である。
なので、
女流四冠が倒せば
大ニュースになった一戦だった。
序盤から中盤までは、
先手を引いた四冠が優勢で、
ソータが苦戦という
以外な展開だった。
誰しもが、
まさかソータが・・・と、
ちらりと敗色に不安を抱いたが、
解説者たちもアッと驚く奇手を指し、
それに四冠も動揺したのか、
そこから形成が逆転した。
そして、
解説者をもって
「いや~。大辛ですねぇ」
と言わしめ、
俗に「友だちなくす」と言われる
相手を厳しく咎める手を指し、
絶対に負けない布陣を引いた。
ここまで、
男性棋士に対して
三連覇していた女流四冠に、
対戦前、ソータは師匠に
「そろそろ止めないと・・・ですね」
と穏やかに語ったという。
その四冠は、
皮肉にも勝負扇子に
ソータの師匠の揮毫のものを
持参していた。
対局後に、
野次馬記者から、
「それは盤外の
心理戦だったのか?」
と問われいていたが
偶然だったという。
今月は、
あと三局ソータ戦があり、
その三日間は
夏休み最後の楽しみである。
居間から見える裏庭に
セミの抜け殻を
カミさんが見つけて
おせーてくれた。
古語には
「空蟬(うつせみ)」という
詩的な夏の季語がある。
「現人(うつしおみ)」が
訛ったものとして、
この世に生きている人間、現世、
という意味もある。
『源氏物語』にも
空蝉という女性が出てきて、
光源氏と相聞歌を交わしている。
空蝉の身をかへてける木のもとに
なほ人がらのなつかしきかな
空蝉の羽におく露の木がくれて
しのびしのびにぬるる袖かな
ベッドサイドの
枕元には、いつも
散歩のたびに買ってくる
マンガが揃えてある。
深夜や早朝の
思わぬときに目覚めて、
二度寝できなくなった時用である。
今は、三種の「鮨マンガ」に
ハマッている。
『オッパイ入門』は
東海林さだおの名エッセイで、
既刊のものは
すべて購入しているので、
もう裕に100冊は越えている。
曽野綾子の「老後物」も
初心者ジジイの
ガイドブックのようなものである。
池内さんの
『すごいトシヨリBOOK』も
ちょびちょび読みしている。
去年は藤村の『破壊』を読んで、
今年は『夜明け前』の
途中のまんまになっている。
残り少ない夏休み。
元祖「おうち大好き少年」なので、
“ひとりホームバカンス”を
満喫している。
とはいえ、
ここ数日の残暑のキビシさは、
何ざんしょ・・・
というほど過酷なものだ。
昨日も37℃もあった。
台風20号に拠る
フェーン現象なのかもしれない。
午前中から
「高温注意報」が発令される。
前の晩から
熱帯夜でエアコンは
フル稼働だ。
この夏、
はじめて
水着感覚で
ノーパン・ノーシャツという
0アンダーウェア・コーデの
爽快さを覚えた。
締め付け感がなくて
身が軽く開放的で
涼しいのに味をしめた。
猛暑による
ライフスタイルの変化である。
それと、
加齢+ロンバケ+猛暑で、
朝寝・昼寝・就寝9時半という
駄々羅なリズムができて、
夜中の一時頃に目が覚めてしまい、
♪困ってしまって、
わんわん、ワワー♪
になる日が時折ある。
今日もそうである。
エアコンが切れた暑さと
尿意で12半に目が覚めて来、
パタッと眠れなくなった。
しかたなく、
録り溜めた番組を
延々と2時間もみて、
「えーい!
目が覚めたら、もう朝だ!」
とヤケんなって、
真夜中からブログを書いてる。
夜が白んできたら
またウトウトと眠気が
やってくるのだろう。
そしたら、また朝寝・・・(笑)。
もう、生活リズム、
狂いまくり。
ジジイとロンバケと
フィアース・ヒート(fierce heat)
のせいである。
CMで
脚のプツプツの塗り薬がある、
と知って、散歩ついでに
マツキヨに寄って
幾種もある中から
最廉価のものを買ってきた。
パッチテストもやらずに
いきなり塗りこんだせいなのか、
夜半から全身に痒みがでて、
タリオン(抗アレルギー剤)を
呑むようだった。
はたして、
塗り薬のせいか、
寒暖差刺激による
自律神経の狂いかは、
まだ、判別しがたいので
しばらくは経過観察である。
録画して観た『きみ膵』を
HDから消去するのに、
泣けたシーンを
15分ほどに編集して
ブルーレイ・ディスクに
ダビングした。
『半アオ』の
秋風羽織の名シーンが
たくさんダビングしてあるディスクに
異質の青春物が混じってしまった。
この機会に、
ウィキってみたら、
原作者の「住野よる」が
投稿サイト「小説家になろう」に
投稿したものと知って驚いた。
自分も2009年から、
色んなものを投稿してきたサイトなので、
プロの作家の目に留まり
出版に至った、というから、
羨ましい限りである。
ここでの心理物が
もうすぐ22万アクセスになるが、
読まれているだけでも
ありがたく思っている。
キャスト一覧を見て、
すこしは役者の名前も
覚えようと思った。
主人公の浜辺美波は
17才だったので、
リアル感があったのかもしれない。
アップで見ると、
シンメトリーな顔立ちで、
どちらかというと古風で、
瀧本美織と荻野目洋子に
少し似ている。
女子高生を
35年も見てきたので、
似た子がひとりだけいる。
連ドラの『まれ』にも
子役で出ていたようだ。
彼役の北村匠海は、
20才で、
『ブタがいた教室(2008年)』
『沈まぬ太陽(2009年)』にも
子役で出ていたようだ。
やや仄暗く
影のある
ASDっぽい雰囲気が
リアル感があった。
この子に似てる
生徒もひとりいた。
親友役の大友花恋は、
2017年の『ほんこわ』に
出ていたそうだが、
どこかで見たことがあると思った。
北川景子と小栗旬は、
見たことがあり
名前もきいたことがあるが、
何に出ていたか
作品とは結びつかない。
北川は、
『真夏のオリオン(2009年)』
『HERO(2015年)』
しか見ていない。
9月には、
今年ハマッた小説家マンガ
『響 -HIBIKI-』の
花井ふみ役で出るそうな。
小栗は、
大河ドラマ『八重の桜』の
吉田松陰だったそうだが、
それでしか見ていない。
なんと、
きのうは
この夏いちばんの
38.4℃であった。
こりゃ、もう、
残暑なんていうもんじゃ
ないざんしょ。
さすがに、
20年来の旧式エアコンでは
27℃まで下げるのが
精一杯だった。
廊下に出ると
+10℃になり、
湿度も70%あって
息をすると
肺が暑くなるような
サウナ状態だった。
きょうもまた
37℃に達するという。
ダブル台風の影響もいくらか
あるのだろうか。
マークシート用に
「10B」を買ったつもりが
よく見たら「10H」だった。
その書き味は、
まるで鉄筆のような
硬さである。
なので、
きのうの散歩で
「10B」を買いなおして
試し書きしてみたら、
まるで紙面をすべるような
なめらかさであった。
±20の差は
すごいものである。
ついでに、
愛用のコレットに
「水色」と「紫色」の
二色を加えて、
書き込み勉強用の
新たなマーカーにした。
原作やアニメ作で
話題になっている
『きみ膵』を録画で観てみた。
『せか中』の時も
なんとなく、観るのに
気恥ずかしさを感じたが、
こちらも高校生の青春物なので
やっぱりお尻がムズ痒かった。
でも、泣けるという番宣なので、
どれ、いっちょ泣かしてもらおうか・・・と、
ティシュボックスを用意して観た(笑)。
コミュ障の滋味男に
クラス一の人気者の子が
膵臓病末期に
ソウルメイトとして
全人的にコミットするが、
“最後の思い出”一時退院で
デートへ向かう途中に
通り魔にあっけなく刺殺される。
伏線があったにも関わらず、
この展開は読めず、
アラマッ・・・
そうくるかぁ・・・と、
彼女にも滋味男にも同情した。
若い子の
不治の病だけでも
不条理っぽいのに、
この上ない理不尽な事件に
巻き込まれるから、
周囲は、これまで
支えてきて覚悟してたのは
何なの・・・となる。
彼女が残した日記を読んで、
母親の前で
「泣いてもいいですか・・・」
とことわってから、
号泣するシーンには
やはり涙を誘われた。
そりゃ、そーだろーなー。
カワイソーだわなー。
カウンセラーでも
泣いてまうわ。
そして、
後年、母校の教員になった滋味男は、
図書館整理で偶然に
彼女の置手紙を発見する。
ここんとこも
ベタな設定だが
少し泣けた。
『半アオ』の
ブッチャーが
“ガム男”として
存在感のあるバイプレーヤーを
演じている。
やや発達系の滋味男ゆえ、
男女の一線は越えられず、
結果として、
中世の騎士のように
性愛を伴わない
ロマンチック・ラブを
図らずも体験することになる。
それゆえに、
『せか中』同様に、
生涯、彼の中に彼女の心象は
純粋なロマンチック・アニマとして
生き続けることになる。
これは、武者小路の
『愛と死』の
夏子ちゃんと村岡のパターンも
同じであった。
そこから先に蛇足的に進展すると、
ロマンチック・アニマと思って
結ばれてハッピーエンドと思いきや、
実は、そこからが
アンハッピー・ビギニングになることがある、
と河合先生の話を聴いて
納得したことがある。
***
ヒロインの子は
可愛げはあったが、
なんとなくAKBっぽくて
いまひとつ感情移入できなかった。
キャスト陣の誰も
名前がわからない。
昨晩は、
珍しくカミさんと居間で、
アジア大会のバドミントン決勝を
観戦した。
中国が5連覇していて、
日本が勝てば
48年ぶりというので、
観てみる気になった。
オリンピック・チャンピオンの
マツタカ・ペアは、
高校生からの
ダブルスのスペシャリストとあって、
シングルスとミックス選手の速成ペアとは
試合運びで一枚も二枚も上手だった。
ヘアピンの応酬で
マッツンが負けたときには、
苦笑いしていて、
余裕かましてるなぁ・・・
と思った。
そしたら、今朝の朝刊で、
「強敵ほど楽しい」
という彼女のコメントを見て、
すごいなぁ・・・と感心した。
大試合で勝った時は、
いつも一年先輩の高橋が号泣して、
マッツンがニコニコ笑っている。
バドミントンが大好き、
楽しくてしょうがない、
というプレーヤーなのだろう。
その姿は、どこか、
藤井総太に通づるものがあり、
これは“天才”の
一つの資質なのかもしれない。
この一芸の天才たちからは、
「人生をもっと楽しもうよ。
せっかくこの世に
生を享けたのだから・・・」
という無言のメッセージを
感じるのである。
来週の月曜から
いよいよ二学期が始まる。
今週いっぱいは、
小学生のように
残った夏休みを
満喫しようと思う。
きのうは34℃、
きょう、あすは、
37℃の猛暑日に逆戻り
という。
なんという、
キビシイ残暑だろう。
おもわず、
イヤミが
頭に浮かんだ。
散歩を飽きないように、
いろいろとコースを変えるが、
アスファルトの直線道は
つまらなく、ついつい、山頭火の
「まっすぐな道でさみしい」
という句を思い出す。
近所の
ノウゼンカズラの乱れ咲きに
すごいなぁ・・・と、
よそんちの家庭菜園のアスパラ放置は
もったいないなぁ・・・
代わりに収穫したいなぁ・・・と、
情動的感興を伴いつつ
てくてく無為に歩いている。
散歩の「散」は、
「気が散じる」という
効用もあるのだろう。
「気が寄る」と病になる。
昨今では、
「気散じ」より
「気晴らし」のほうが
メジャーになった。
心理学的には
ストレス・コーピング(対処)
と言う。
きのうも
カマキリがラーメン店の
駐車場に転がっていて
「おー! マンティスだー!」
と覚えたばっかりの
英名が口から出た。
二日つづけて、
偶然かもしれないが、
なんで、猛暑日に
熱したアスファルト上に
ノコノコと出てくるのか
動物生態学的に疑問が生じた。
郊外なので、
近くにいくらも
草むらがあるというのに・・・。
繁殖活動期は9月頃からというが、
産卵行動は気温低下により
リリース(解発)されるというので、
猛暑後に数日間の涼しい日があったので、
生物時計が狂って異常な多動行動が
頻出しているのか・・・と、
類推してみたが、
あまり尤もらしくもない。
いちばん、
それらしいのは、
我が家のように
庭樹にたかっていた個体が
車の屋根などにひっついたまま
店の駐車場でポトリと地面に落下した、
というのが真相であろう。
***
きのうのは、
前日のよりひと回り小さく、
完全にお陀仏状態だったので、
せめても草むらにでも
葬ってやろうと思って
拾い上げた。
途中、
暗渠の孔があったので、
そこに落として
濁り川→阿武隈川→太平洋へと
水葬してやろうかと思ったが、
夏場のアリの餌として
「捨身」「献体」してやろうと
草むらの地面に置き去りにした。
茶色の種名を調べてみたら
一般に小ぶりなものは
「コカマキリ」と言うようで、
よく見る大型緑色のは
「オオカマキリ」と言うそうだが、
それにも褐色型がいるという。
英名の「マンティス」も
二日続けての邂逅だったので
覚えてしまった。