葉月。盛夏。猛暑。
いよいよ
夏本番の八月に入った。
七月でもかなりのもんだったが、
真夏を迎え、
気持ちがキリリと引き締まる。
毎年、熱中症になるので、
今年こそは防ぎきってみせる、
と暑さとの闘いである。
夏休みをいいことに、
寝室は遮光カーテンを締め切りにし、
一日中エアコンをつけている。
隣室の仕事場も
エアコンなしではいられないので、
仕事と休憩を何度もくり返すたびごとに、
出る方の部屋を「25℃」に上げて
入るほうを「22℃」に下げる。
もう20年前ほどの
エアコンなので、
性能が落ちてきており、
酷暑日には25℃より下がり切れない。
なので、25℃に設定すると
実質は28℃くらいになる。
リビングのエアコンは
さらにその上をいく
30年物くらいなので
最近、よく故障する。
昨晩も夕食中に
切れてしまい、
汗が流れ出てきたので
食事を中断して、
寝室でクーリングダウンした。
きのうは
ソータの順位戦が
朝10時からあり、
いつものように、
画面を４分割して
仕事をしながら観戦した。
なにしろ、
持ち時間がひとり６時間なので、
ちょっと手がとまると
一時間くらい長考があり、
手が進まない。
ことに、きのうの
西尾六段との対局は
昼食･夕食休憩を入れて
13時間もの闘いだったので、
見ていた20万人もの観戦者も
グッタリだったろう。
それでも、
終盤にどの解説者も
想像だにしなかった
妙手、最善手が放たれ、
プロたちをして
「さすがに、このあたりは
天才ならではですね」
と唸らせた。
詰め将棋選手権の
４年連続のチャンピオンであり、
昨日の対局が100局目で、
85勝15敗という
歴代1位にも並んだ。
同率一位の中原永世五冠は
19才に達成したので、
実質は16才になったばかりの
ソータの記録の方が
上ということになる。
まさしく
「四百年に一人の天才」
という棋界の評価は
伊達ではない。
勝敗が決した11時半頃まで
アクビをしながら、
心理サイトの執筆をしながら
観ていたが、
0時前のアクセス数が
またまた記録更新し
3000の大台に乗った。
今日の予報が
38℃なので、
まさしく気温と同じく
ウナギ昇りで驚いている。
毎日、
夕飯用の買い物に
スーパーの開店時間に
リュックを背負って歩いていく。
午前9時半でも、
カンカン照りの日は、
半時ほどの小用でも
帰宅すると汗が噴き出して、
パンイチ(パンツ一丁)になる（笑）。
買い物の帰り道で
生涯を終えたセミが
仰向けに横たわっていた。
そこに、
蟻が寄ってきていて、
これからパーツに解体して
巣に運ぶ準備をしているようだった。
いつもは
簡単なサラダていどの
お昼にしているが、
昨日は夏負けしないように
「クスリ喰い」と思って
ステーキ･ランチにした。
といっても、
ワンコインのラムチョップなので、
ラーメン一杯よりも
おうちステーキは安上がりである。
フレンチが得意技なので、
赤ワインと蜂蜜を煮詰めて
バターでモンテ(つなぎ)し、
「ソース･ヴァンルージュ」
にしてみた。
ハーブガーデンから
ミント、オレガノの花、
フェンネルの花をつんできて、
飾りだけでなく
肉と合わせてみたら
けっこうなエディブル･フラワーになった。
家宝のウェッジウッドに
ドレッセ(盛り付け)すると
ワンコインには見えず、
「レストランなら3000円は
とられるなぁ･･･」
と得した気分になった。
＊＊＊
夕方の入浴中に、
石鹸まみれになって洗っていたら
なんだかメマイのような感じがして、
揺れてるなぁ･･･
脳梗塞じゃないだろな･･･
とドキリとした。
そしたら、
浴槽の湯が
カッポカッポ揺れてるので、
あらま、地震だわと気づいた。
外を観たら
電線も大揺れしていたので、
こりゃ震度4だな･･･と、
感知した。
寝室に涼みに上がったら、
震度4以上で倒れる
通称「ころりん坊や」が
しっかりコケていた。
3.11来、
数千回以上の余震を
体験しており、
この坊やの正確性には
信頼を置いている。
教員時代、
中国への修学旅行で
上海ウェスティン･ホテルからもらった
土人形である。
＊＊＊
迷走台風が
反時計まわりに
廻っている。
どうやら、
先週、猛暑をもたらした
二階建になってた
チベット高気圧と太平洋高気圧が
東西に分離しその“通せんぼ”で
東に進めなかったようだ。
高気圧の谷から吹く風と
ジェット気流のベクトル合成で
南下したようである。
60年生きてきて
初めて見る稀少な気象である。
これが凶兆でないことを
祈りたいが･･･。
なにせ、
歴史的豪雨・歴史的猛暑・歴史的台風と
三つも稀代の凶事が揃ったので、
前座としては十分以上で、
真打の「東南海巨大地震」が登場したら
日本経済は壊滅すると予想されている。
きのう読んだ
曽野センセの本には
「晩年は突然やってくる」
というフレーズがあった。
いよいよ
夏本番の八月に入った。
七月でもかなりのもんだったが、
真夏を迎え、
気持ちがキリリと引き締まる。
毎年、熱中症になるので、
今年こそは防ぎきってみせる、
と暑さとの闘いである。
夏休みをいいことに、
寝室は遮光カーテンを締め切りにし、
一日中エアコンをつけている。
隣室の仕事場も
エアコンなしではいられないので、
仕事と休憩を何度もくり返すたびごとに、
出る方の部屋を「25℃」に上げて
入るほうを「22℃」に下げる。
もう20年前ほどの
エアコンなので、
性能が落ちてきており、
酷暑日には25℃より下がり切れない。
なので、25℃に設定すると
実質は28℃くらいになる。
リビングのエアコンは
さらにその上をいく
30年物くらいなので
最近、よく故障する。
昨晩も夕食中に
切れてしまい、
汗が流れ出てきたので
食事を中断して、
寝室でクーリングダウンした。
きのうは
ソータの順位戦が
朝10時からあり、
いつものように、
画面を４分割して
仕事をしながら観戦した。
なにしろ、
持ち時間がひとり６時間なので、
ちょっと手がとまると
一時間くらい長考があり、
手が進まない。
ことに、きのうの
西尾六段との対局は
昼食･夕食休憩を入れて
13時間もの闘いだったので、
見ていた20万人もの観戦者も
グッタリだったろう。
それでも、
終盤にどの解説者も
想像だにしなかった
妙手、最善手が放たれ、
プロたちをして
「さすがに、このあたりは
天才ならではですね」
と唸らせた。
詰め将棋選手権の
４年連続のチャンピオンであり、
昨日の対局が100局目で、
85勝15敗という
歴代1位にも並んだ。
同率一位の中原永世五冠は
19才に達成したので、
実質は16才になったばかりの
ソータの記録の方が
上ということになる。
まさしく
「四百年に一人の天才」
という棋界の評価は
伊達ではない。
勝敗が決した11時半頃まで
アクビをしながら、
心理サイトの執筆をしながら
観ていたが、
0時前のアクセス数が
またまた記録更新し
3000の大台に乗った。
今日の予報が
38℃なので、
まさしく気温と同じく
ウナギ昇りで驚いている。
毎日、
夕飯用の買い物に
スーパーの開店時間に
リュックを背負って歩いていく。
午前9時半でも、
カンカン照りの日は、
半時ほどの小用でも
帰宅すると汗が噴き出して、
パンイチ(パンツ一丁)になる（笑）。
買い物の帰り道で
生涯を終えたセミが
仰向けに横たわっていた。
そこに、
蟻が寄ってきていて、
これからパーツに解体して
巣に運ぶ準備をしているようだった。
いつもは
簡単なサラダていどの
お昼にしているが、
昨日は夏負けしないように
「クスリ喰い」と思って
ステーキ･ランチにした。
といっても、
ワンコインのラムチョップなので、
ラーメン一杯よりも
おうちステーキは安上がりである。
フレンチが得意技なので、
赤ワインと蜂蜜を煮詰めて
バターでモンテ(つなぎ)し、
「ソース･ヴァンルージュ」
にしてみた。
ハーブガーデンから
ミント、オレガノの花、
フェンネルの花をつんできて、
飾りだけでなく
肉と合わせてみたら
けっこうなエディブル･フラワーになった。
家宝のウェッジウッドに
ドレッセ(盛り付け)すると
ワンコインには見えず、
「レストランなら3000円は
とられるなぁ･･･」
と得した気分になった。
＊＊＊
夕方の入浴中に、
石鹸まみれになって洗っていたら
なんだかメマイのような感じがして、
揺れてるなぁ･･･
脳梗塞じゃないだろな･･･
とドキリとした。
そしたら、
浴槽の湯が
カッポカッポ揺れてるので、
あらま、地震だわと気づいた。
外を観たら
電線も大揺れしていたので、
こりゃ震度4だな･･･と、
感知した。
寝室に涼みに上がったら、
震度4以上で倒れる
通称「ころりん坊や」が
しっかりコケていた。
3.11来、
数千回以上の余震を
体験しており、
この坊やの正確性には
信頼を置いている。
教員時代、
中国への修学旅行で
上海ウェスティン･ホテルからもらった
土人形である。
＊＊＊
迷走台風が
反時計まわりに
廻っている。
どうやら、
先週、猛暑をもたらした
二階建になってた
チベット高気圧と太平洋高気圧が
東西に分離しその“通せんぼ”で
東に進めなかったようだ。
高気圧の谷から吹く風と
ジェット気流のベクトル合成で
南下したようである。
60年生きてきて
初めて見る稀少な気象である。
これが凶兆でないことを
祈りたいが･･･。
なにせ、
歴史的豪雨・歴史的猛暑・歴史的台風と
三つも稀代の凶事が揃ったので、
前座としては十分以上で、
真打の「東南海巨大地震」が登場したら
日本経済は壊滅すると予想されている。
きのう読んだ
曽野センセの本には
「晩年は突然やってくる」
というフレーズがあった。
